【スマホ首と小顔の関係性】
みなさんこんにちは。やっと少しずつ暑さが和らぎ、秋がもうすぐ感じられそうな季節になってきましたね。薄着の季節から一転、秋や冬になってくるとよく着るのがリブニットやタートルネックなどが必須になってきますよね。
そんな時に首が短い、顔が大きいなど気になったことはありませんか?実は一言に小顔になりたいと言っても、お顔だけのアプローチではなかなか理想の小顔は手に入れられません。
皮膚は全て繋がっているため、お顔を小さく見せるためには頭皮からデコルテまでアプローチしていくことが必要です。その中でも本日は、頭を支えている「首」についてお話しします。
ストレートネック=スマホ首
現代人に多いのが、「ストレートネック」いわゆる「スマホ首」というものです。ストレートネックとは、本来であれば緩やかなアーチ状になっている首の頸椎のアーチが失われ、まっすぐな状態になり、首が前に出てしまっている状態の事を言います。
スマホの長時間の使用によって生じやすいことから、「スマホ首」と呼ばれることもあります。頭が首よりも前に出た状態になっているのが特徴です。
頭は平均5kg(体重の約10%くらい)あり、通常だと首のアーチでうまく支えられます。でも、ストレートネックの状態では、約3倍の負担がかかると言われています。そうなると、身体の不調として以下の影響が出てきてしまいます。
- 血流の阻害
- 筋肉の硬直
- 二重顎
- デカ顔
老廃物の流れが滞り、表情筋が衰える事でこのような不調やお悩みに繋がります。
首周りのコリが悪化すると顔がどんどん太くなり、美しいフェイスラインが作れなくなってしまいます。さらに、首の後ろには多くの神経が通っているため、コリが悪化して血流が悪くなると、自律神経の乱れにつながり、より多くの体調不良を感じるようになってしまいます。
このように、疲れが溜まって凝り固まった首のケアを怠ると、理想の小顔から遠のき、体調不良まで引き起こしてしまうのです。そうなる前にご自身でちょっとしたケアをして、より健康で美しい理想の小顔に近づけていきましょう!
簡単にできる首と小顔のケア
ご家庭で簡単にできるケアでオススメなのは「ホットタオル」です。手順は以下の通りです。
1.スポーツタオルくらいの大きさのものを濡らで絞り、1分弱電子レンジで温める
2.20〜30センチ幅に丸めて、サランラップで巻く
3.寝た状態の首の後ろへ入れる
タオルで首の後ろにアーチを作ることで、ストレートになってしまった骨を正しい位置に戻します。また、首の後ろを温めて血流を良くする事で、コリの解消や自律神経がより整いやすくなる事を目的としています。
簡単にできる首のストレッチ
ご自宅でできる簡単なストレッチを紹介します。まずは、肩こりの部分である僧帽筋上部のストレッチです。手順は以下の通りです。
1.姿勢を正し、片手で逆側の側頭部を押さえる
2.もう片方の手は下へ伸ばし、ゆっくりと首を真横へ伸ばしていく
3.気持ちよく伸びるポイントでゆっくりと呼吸を繰り返す
4.左右30秒ずつ繰り返す
2つ目は、胸鎖乳突筋ストレッチです。手順は以下の通りです。
1.鎖骨下あたりの胸の真ん中を両手のひらで押さえる
2.斜め上へあごをゆっくりと突き出す
3.首が気持よく伸びるポイントでゆっくりと呼吸を繰り返す
4.左右30秒ずつ繰り返す
まとめ
今回は、首と小顔の関係性について説明しました。現代人は、スマホ首とも呼ばれるストレートネック状態になりやすいので注意が必要です。
疲れが溜まっている時に放っておくと、より悪化し理想の小顔やフェイスラインが遠のいてしまいます。是非この記事で紹介した3つのケアを試してください。