小顔体操は効果があるのか?やりすぎると意味ないって本当?

小顔体操の基本的な内容や期待できる効果を解説

「小顔になりたい」とさまざまな方法を試しているなかで、手軽に始められる「小顔体操」が気になっている方も多いのではないでしょうか。ネットやSNSで話題の小顔体操ですが、「本当に効果があるの?」「やりすぎると逆効果になると聞いたけれど…」といった不安や疑問の声も耳にします。

本記事では、小顔体操の基本的な内容や期待できる効果、リスクについても詳しく解説していきます。簡単に取り入れられるエクササイズも紹介しますので、理想のフェイスラインを目指す方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

顔が大きく見えるのはなぜ?おもな原因を解説

顔が大きく見えるのはなぜ?おもな原因を解説

小顔体操の効果について理解するためには、顔が大きく見えてしまう原因を知ることが大切です。ここでは、顔が大きく見えるおもな原因にはついて、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

生まれつきの骨格

顔が大きく見える原因のひとつとして挙げられるのが、生まれつきの骨格です。頭蓋骨は15種類22個の骨(舌骨を含めると23個)で構成されており、これらがパズルのように組み合わさって顔の形を作っています。

この骨の大きさや配置のバランスによって、顔が大きく見えたり長く見えたりすることがあるのです。さらに、エラが張っている、頬骨が高いといった特徴がある場合、特定の角度からは顔が大きく見えることがあります。

顔の筋肉の筋力低下

顔の筋肉(表情筋)の筋力が低下することも、顔が大きく見える原因のひとつです。顔には30種類以上の表情筋があり、これらは脂肪を支えたり、表情をつくったりする役割を果たしています。しかし、日常生活の中でこれらの筋肉をあまり使わない場合、次第に筋力が衰えてしまいます。

その結果、顔の脂肪を十分に支えられなくなり、たるみやボリューム感が目立つようになるのです。特に、以下のような生活習慣がある方は、表情筋を使う機会が少なく筋力低下を招きやすいといわれています。

  • あまり笑わない
  • 人と話す機会が少ない
  • スマホやパソコンの画面を長時間見続ける

これらの習慣によって、顔が無表情のまま固まりやすくなり、筋肉の動きが制限されるため顔全体の弾力や締まりが失われていくのです。

また、加齢も表情筋の低下を引き起こす大きな要因です。体の筋肉と同様に、顔の筋肉も年齢とともに衰えやすくなります。そのため、フェイスラインがあいまいになったり、顔全体が大きく見えたりすることがあります。

顔に脂肪がついている

顔に脂肪がつくことで、顔全体が丸みを帯びて大きく見えることがあります。特に、頬や顎下に脂肪がつくと、フェイスラインがぼやけたり二重あごが目立ったりしてしまいます。

顔に脂肪がつく原因として体重の増加が挙げられますが、顔の筋肉が衰えることで脂肪がつきやすくなることも少なくありません。逆に、顔の筋肉をしっかりと使っていれば、顔の筋肉が引き締まってフェイスラインもキュッと引き上がり、小顔に見えやすくなります。

頬やあごのたるみ

頬やあごのたるみ

頬やあごがたるむと、顔全体が下に引っ張られたような印象になり、大きく見えやすくなります。たるみのおもな原因は、肌の弾力を保つ役割をもつコラーゲンやエラスチンの減少です。これらは紫外線や加齢によって減少し、肌がたるむ原因となります。

また、顔の筋肉が衰えることで皮膚を支える力が弱まり、さらに脂肪が蓄積することで頬やあごが下がりやすくなります。このようなたるみを改善するには、表情筋を鍛えるエクササイズや適切なスキンケアが効果的です。

むくみ

朝起きたときに顔がむくんでパンパンになった経験はありませんか?顔のむくみも、大きく見える原因のひとつです。むくみは、体内の水分がうまく排出されずに溜まることで発生します。おもな原因は、塩分の摂りすぎ・血行不良・長時間同じ姿勢でいること・自律神経の乱れなどです。

顔がむくむと、一時的に顔が大きく見えるだけではなく、肌がハリを失ったような印象を与えることもあります。むくみを予防するためには、塩分を控えたり、適度な運動をおこなったりして体内の循環を良くすることが重要です。

あご周辺の筋肉の肥大化・コリ

あご周辺の筋肉の発達や、筋肉のコリも顔が大きく見える原因です。これらの症状の原因として、食いしばりや歯ぎしりが挙げられます。

無意識のうちに食いしばりや歯ぎしりを繰り返すと、あご周辺の筋肉が過剰に鍛えられてしまい、エラが張ったようになって顔が大きく見えてしまうのです。また、あご周辺の筋肉が硬くなると、血行が悪くなりむくみを引き起こすこともあります。

食いしばりや歯ぎしりによる筋肉の肥大化やコリには、筋肉のリラックスを目的としたストレッチやマッサージが効果的ですが、就寝時のマウスピース着用も歯ぎしりや食いしばりの予防に役立ちます。

小顔体操とは?

小顔体操とは?

小顔体操とは、表情筋を鍛えてフェイスラインを引き締めることを目的とした顔のエクササイズです。前述したように、顔には30種類以上の表情筋があり、普段あまり使わない筋肉も多く存在します。

表情筋が衰えると、たるみやむくみを引き起こし顔が大きく見えやすくなるため、定期的に動かして鍛えることが重要です。代表的な表情筋は以下のとおりです。

  • 前頭筋(ぜんとうきん)
    おでこにある筋肉で、眉を上げるときに使う
  • 皺眉筋(すうびきん)
    眉間にシワを寄せるときに使われる筋肉で、眉を下げる動きも担う
  • 眼輪筋(がんりんきん)
    目をぐるりと囲むように位置している筋肉で、目を開閉するときに使う
  • 口輪筋(こうりんきん)
    口の周りを囲む筋肉で、口を閉じたり、すぼめたりするときに使う
  • 咬筋(こうきん)
    硬い物を噛んだり、歯を食いしばったりするときに使う
  • 鼻筋(びきん)
    鼻にある筋肉で、鼻の穴を膨らませたり縮めたりするときに使う

小顔体操では、これらの筋肉をバランスよく動かすことで顔全体の引き締めを目指します。

小顔体操に期待できる効果

小顔体操に期待できる効果

小顔体操に期待できる効果には、以下のようなものが挙げられます。

顔のむくみを取る

小顔体操によって表情筋を動かすと、血流やリンパの流れが改善され、むくみを解消しやすくなるといわれています。また、顔がむくみやすい方が小顔体操を続けていくと、むくみにくくなる効果も期待できるようです。

顔の筋肉を引き締める

表情筋を鍛えることで筋肉が引き締まり、顔全体のシルエットがスッキリ見える効果も期待できます。特にフェイスラインのたるみが気になる場合、小顔体操を取り入れることでリフトアップ効果が得られる可能性もあります。

血行促進

顔の筋肉を大きく動かすことで血行が良くなり、くすみや目の下のクマ、たるみの改善も期待できます。また、血行促進により肌の代謝も高まると、顔色が明るく見える効果も期待できるでしょう。

小顔体操はやりすぎると意味がない?

小顔体操はやりすぎると意味がない?

「小顔体操はやりすぎると逆効果になる」「意味がない」といった声を聞いたことがある方もいるかもしれません。実際、小顔体操を正しい方法でおこなわなかったり、やりすぎたりした場合、いくつかのトラブルが起こる可能性があります。

やりすぎで起こり得るトラブル

小顔体操をやりすぎることで発生するトラブルには、以下のようなものがあります。

  • たるみが悪化する
    表情筋を動かしすぎると、筋肉の疲労が蓄積し、むしろ弾力が失われてしまうことがあります。その結果、肌が支えきれずにたるみが目立つようになる可能性があります。
  • シワが深くなる
    同じ筋肉を過剰に使うことで、眉間や目元、口元などにシワが刻まれることがあります。特に、無理な力を入れておこなうと、シワが固定化する原因になることもあります。
  • ほうれい線が目立つようになる
    特定の筋肉ばかりが鍛えられると、筋肉のつき方のバランスが崩れ、ほうれい線が深く見えることがあります。

小顔体操をおこなう時の注意点

小顔体操をおこなう時の注意点

小顔体操で効果を得るためには、正しい方法でおこなうことが必要です。以下のポイントを意識して、安全かつ効率的におこないましょう。

適度におこなう

小顔体操は、やりすぎると筋肉の疲労や肌への負担が増え、たるみやシワ・ほうれい線などのトラブルにつながる恐れがあります。そのため、小顔体操のやり方で紹介されている時間を目安に、無理のない範囲でおこなうことが大切です。

また、力を入れすぎると筋肉が偏って鍛えられ、顔に不自然な変化が生じたり、シワやたるみが発生しやすくなったります。リラックスした状態で、ゆっくりと筋肉を動かすことを心がけましょう。

鏡を見ながらおこなう

小顔体操は正しいフォームでおこなうことが重要です。鏡を見ながらチェックすることで、左右均等に動かせているか、余計な力が入っていないかなど、小顔体操で周囲するべきポイントを確認できます。鏡を使わないと、悪いやり方のクセがついたり、片側だけに負荷がかかったりする可能性があります。

左右対称におこなう

顔の筋肉は左右均等に鍛える必要があります。片側だけを重点的に動かしてしまうと、筋肉のバランスが崩れ、左右差が目立つ原因になってしまいます。動きの回数や、強さを均等にすることを意識して取り組みましょう。

バランス良く鍛える

特定の筋肉ばかり鍛えるのではなく、顔全体の筋肉をバランス良く鍛えることがポイントです。一部の筋肉に負荷を集中させると、その部分にシワができたり、ほかの筋肉が衰えたりする可能性があります。顔全体にバランスよくエクササイズを取り入れるようにしましょう。

小顔づくりをサポート!小顔体操のやり方

小顔づくりをサポート!小顔体操のやり方

「小顔体操に挑戦したいけど、やり方がわからない…」ここでは、そのような方のために小顔体操のやり方を紹介していきます。YouTube動画を参考に、楽しみながら取り組んでみましょう。日々の習慣にすることで、小顔づくりをサポートできます。

毎日4分間のリフトアップ小顔体操!

【スッキリ小顔】あれ?糸リフトした??って聞かれる最強リフトアップ小顔体操!!

忙しい日でも簡単に取り入れられる、4分間の短時間エクササイズです。口周りやあご周辺の筋肉を集中的に鍛え、すっきりとしたフェイスラインを目指します。

エクササイズの内容は、顔の筋肉を効果的に動かす「ベロ回し」や「いういう体操」が中心。さらに、側頭筋や耳下腺・あご下をプッシュするマッサージも組み合わせておこなうことで、リンパの流れを促進します。アップテンポな音楽に合わせて進められるため、飽きることなく続けられます。

休憩入れつつ6分間!楽しくおこなう小顔体操

【顔痩せ】たった10日間で整形級の小顔ダンスで鬼痩せ確定!!🔥

音楽に合わせてダンスするような感覚でおこなえる小顔体操です。難しい動きはなく、「口を突き出す」「口角を上げる」といったシンプルな動きをリズミカルに繰り返します。

音楽を楽しみながら顔の筋肉を動かせるため、リラックスして取り組めるのもおすすめポイントです。退屈な体操だと飽きやすい方も、楽しく続けられる内容になっています。

しっかり11分間!たるみにアプローチする小顔体操

【永久保存版】頬を上げる7つの筋トレ

頬のたるみが原因で目立つようになる、ほうれい線やゴルゴライン。これらを改善するために開発された、頬の筋肉を集中的に鍛える小顔体操です。

動画では、マリオネットラインなど気になる部分にアプローチするためのトレーニングをていねいに解説しており、初心者でも取り組みやすい内容になっています。11分間じっくりと筋肉を鍛えることで、顔全体のリフトアップを目指せます。

3分間で簡単にできる小顔体操

【顔痩せ🔥】1週間で激変!毎朝たった3分!!たるみ・シワ・ほうれい線撃退!スッキリ顔ヨガ BY380

たった3分でできる顔ヨガエクササイズです。顔の筋肉をリラックスさせる動きが中心となっており、むくみやたるみ・ほうれい線対策としても効果的です。

特に、朝のメイク前などに短時間で顔のリフレッシュができるため、忙しい方にもぴったりのエクササイズです。表情筋をやさしくほぐしながら小顔を目指せる内容になっているので、無理なく続けられるでしょう。

小顔なら小顔矯正サロンもおすすめ!

小顔なら小顔矯正サロンもおすすめ!

小顔体操は、自宅で簡単に始められるものの「効果が実感しにくい」「自己流で正しくできているかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。また、小顔体操で効果を実感するには継続しておこなう必要があるため、「短期間で効果を実感したい」と感じている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方におすすめしたいのが、小顔矯正サロンです。小顔矯正サロンでは、むくみやたるみ、余分な脂肪を解消するだけではなく、顔の骨格や筋肉を根本から整えるプロの施術を受けることができます。特に短期間で効率的に小顔効果を実感したい方にはぴったりです。

美Cuol(ビキュール)では、独自の「小顔王子式小顔術」を採用し、骨際の脂肪をケアしながら筋肉のコリを取り除き、骨格を矯正することで美しいフェイスラインを実現します。初回特別価格もご用意しておりますので、理想の小顔に近づきたい方はぜひお気軽にご相談ください。

まとめ

小顔体操セルフケアが不安なら小顔矯正サロンもおすすめ

小顔体操は、表情筋が弱っている方や、たるみ・むくみ・脂肪が気になる方に効果的なエクササイズです。顔の筋肉を鍛えることでフェイスラインを整え、スッキリとした小顔を目指すことができます。

ただし、やりすぎると筋肉が疲労し、逆にたるみやシワを引き起こす場合もあるため注意が必要です。正しい方法・適度な頻度を心がけておこなうことが大切です。鏡を見ながら左右対称に動かし、全体をバランス良く鍛えることで、より効果を実感しやすくなります。

また、小顔体操のようなセルフケアだけでは不安な方や、短期間で効果を実感したい方には小顔矯正サロンもおすすめです。プロのエステティシャンによる施術で、理想の小顔に近づくことができるでしょう。

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