小顔注射とは？小顔になれる施術を徹底解説

顔は第一印象を決める重要な部分です。特に顔の大きさは美しさを左右するポイントになります。

しかし、セルフケアで小顔になれるかというと、なかなか難しいのが現実です。

小顔になれる方法の一つに、美容医療でおこなわれる小顔注射という施術があります。

本記事では、小顔になれる施術「小顔注射」について徹底解説していきます。小顔注射のメリットだけでなく、ダウンタイムや注意事項などもお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

小顔になれる施術「小顔注射」とは？

小顔注射とは、メスを使用せずに注射で顔の脂肪を溶解する施術法です。

小顔治療といえば、顔の脂肪吸引や骨を削るという大がかりな治療をイメージする人も少なくありません。

切開手術をしなくても小顔治療ができることから「仕事を休まずに治療ができる」「治療したと人にバレにくい」という点も大きな魅力の一つです。

小顔に効果的な小顔注射の特徴

小顔注射には、大きく分けると2種類の治療があります。顔が大きくなっている原因が、脂肪なのか発達した筋肉なのかで選ぶ注射が変わってきます。

脂肪溶解注射BNLS

脂肪が原因で顔が大きく見える場合に使用するのが、脂肪溶解注射BNLSです。

脂肪を溶解する効果のある薬剤を注射し、脂肪細胞を破壊します。破壊された脂肪細胞は、老廃物として体外に排出される仕組みになっています。

お腹や太ももなど脂肪が多い部位は、脂肪吸引のほうが確実な場合がありますが、脂肪の量が少ない顔には、脂肪溶解注射BNLSの治療がおこなう場合が多いです。

気になる二重あごや頬の脂肪など、ピンポイントで注射できるため、自分に合わせた薬剤の量を提案してもらえます。

ボトックス注射

発達した筋肉が原因で顔が大きく見える場合に使用するのが、ボトックス注射です。

ボトックス注射は、筋肉の動きを制御する働きがあり、歯の食いしばりや発達した筋肉を抑えるのに効果的な注射です。

ボトックス注射は、表情ジワができないようにする治療にも使われています。

持続効果が3～6か月程度なので、効果が無くなると元に戻りやすくなるため、継続した治療が必要です。

最新の小顔注射BNLSの効果

小顔注射BNLSは最新の小顔治療ですが、脂肪を溶解するだけでなく、たるみ改善や引き締めなどさまざまな効果が期待できます。

小顔注射BNLSにはどのような効果があるのかくわしく見ていきましょう。

脂肪を溶かす顔痩せ小顔効果

小顔注射BNLSはあごや頬だけでなく、鼻やまぶたなどの細かい部位まで施術が可能です。

二重あご＋腫れぼったいまぶたなどの施術ができるため、気になる顔のパーツまで整えることに期待ができます。

たるみ改善、引き締め作用

顔に脂肪がつくと、その重みに重力が加わりたるみを引き起こします。顔の脂肪を溶解することで、たるみにくい肌になれることが期待できます。

また、マリオネットラインやほうれい線部分に注射することで、フェイスラインが整いやすくなります。引き締め効果やたるみ改善にも効果的で、エイジングサインのサポートも可能です。

小顔注射BNLSの適用部位は？

小顔注射は、顔の細かい部位まで対応できるとお伝えしました。どこに小顔注射の施術を受けるかで、フェイスラインやパーツの仕上がりが変わってきます。

小顔注射BNLSは、以下の部位に使用できます。

1. 1.　額（前頭部）
2. 2.　上まぶたの脂肪
3. 3.　鼻の脂肪
4. 4.　小鼻
5. 5.　こめかみ
6. 6.　頬骨部
7. 7.　ほうれい線
8. 8.　下頬部
9. 9.　側頬部
10. 10.　唾液腺肥大
11. 11.　顎下部

顔の中ではできない部位がほぼないといえるでしょう。

参考サイト：ノエル銀座クリニック

ダウンタイムやリスクなどの注意事項

従来のフォスファジルコリンを主成分とした脂肪融解注射は、腫れや痛みが2週間程度ありましたが、小顔注射BNLSは植物由来の成分を配合しているため、ダウンタイムはほぼありません。

まれに、内出血や赤み、腫れやほてり、かゆみが生じる場合があります。

施術後すぐにメイクができ当日のシャワーも可能ですが、飲酒や喫煙は炎症を起こす可能性があるので控えましょう。

小顔注射BNLSができない人

小顔注射BNLSは、ダウンタイムがほぼ無いとはいえ、誰でも受けられるわけではありません。

下記に該当する方は受けられない場合が多いため、クリニックにご確認ください。

• 妊娠中、授乳中の方
• 甲状腺疾患がある方
• 治療部位に感染や炎症がある方
• 出血性疾患のある方

持病がある方や普段薬を飲んでいる方は、お薬手帳を持参してカウンセリング時に必ず確認しましょう。

小顔注射BNLSのデメリット

ダウンタイムがほぼ無く、脂肪を溶かして排出できる小顔注射BNLSにはデメリットは無いのでしょうか？

実際に施術を受けて後悔しないように、どのようなデメリットがあるかも知っておきましょう。

複数回の施術が必要な場合がある

小顔注射BNLSは、脂肪細胞を溶解して体外に排出されるため、リバウンドすることはありません。

しかし、取りのぞきたい脂肪が多い場合は、複数回の施術が必要になってくる場合があります。見た目に変化をもたらしたい場合は、何回かの施術が必要であると思っておいたほうがいいでしょう。

クリニックのホームページの症例に載っている写真は、複数回おこなっている場合が多いです。症例を見るときは、詳細に記載されている内容を読むと必要回数の参考になるので、チェックしてみてください。

1週間程度経てば、2回目の施術が受けられるクリニックが多いので、どのくらいの回数が必要か・通院期間はどのくらい必要かカウンセリング時に相談することをおすすめいたします。

効果がわかるのは3日目以降

小顔注射BNLSは3日目以降に効果が現れるため、施術直後はまだ変化が見られません。

脂肪が溶解され排出されるまで時間を要するため、人によっては見た目にそれほど変化が出ない可能性もあります。

美容クリニックで治療できる他の小顔治療

小顔注射BNLSは、小顔治療に人気の高い施術ですが、他にはどのような小顔治療があるのかも見ておきましょう。

他の小顔治療と比較して、小顔注射BMLSを選ぶと「やっぱり別の治療にすればよかった」という後悔につながりにくいです。

脂肪吸引

小顔になるためには、脂肪そのものを取りのぞく脂肪吸引があります。

顔の脂肪吸引は、耳の後ろやあごの下などの見えにくい部分に吸引口を作り、脂肪を取り除きます。

脂肪そのものを確実に取りのぞくため、小顔効果は高い施術になります。

施術後3日目くらいまでは、腫れや内出血が起こりやすいためフェイスバンドで固定をおこなうクリニックが多いです。

腫れが落ち着き、硬縮の期間も含めると3か月～ほどで完成形になります。ダウンタイムが長いですが、確実に脂肪を取り除ける治療法です。

糸リフト

糸リフトは、皮膚の中に糸を挿入したるみを引き上げる治療です。たるんで大きくなった顔面積が小さくなるため小顔効果があります。

糸が皮膚内に入り、肌内部に傷をつけることでコラーゲンが増加し、肌のハリも感じられます。

ダウンタイムは1週間程度で、むくみや内出血、皮膚のつっぱり感が出やすくなります。

体内で溶ける糸を使用しているクリニックが多く、糸リフトは半年～2年程度で徐々に効果が薄れてきます。

定期的な治療により、エイジングを遅らせることに期待ができます。

HIFU（ハイフ）

超音波の力でリフトアップするハイフは、肌の深層部SMAS層にアプローチして肌を引き上げます。

たるみが改善されることで小顔効果を発揮する治療です。

ダウンタイムは少なめで、赤みやむくみ、筋肉痛などが起こる場合があります。

どちらかといえば若い世代向けの治療で、50代以上の本格的なたるみにはハイフでは効果が出にくい場合があります。

小顔注射BNLSの料金

小顔注射BNLSは、ピンポイントなら1cc程度、広い範囲なら5cc程度の薬剤を注射します。

1ccあたり1,500～15,000円とクリニックにより幅があります。

従来のBNLS neoと最新のBNLSアルティメットの2種類があり、BNLSアルティメットは価格が上がります。

【BNLS neoと最新のBNLSアルティメットの比較】

部位や脂肪の量により注入量が変わるため、各部位の注入量を参考にクリニックの1cc

あたりの価格と照らし合わせてみると、およその金額が想定できます。

小顔注射BNSLがおすすめのクリニック6選

ここでは、小顔注射BNSLが受けられるおすすめのクリニックを6選ご紹介します。

脂肪溶解注射BNLSの種類や1ccあたりの価格を比較検討して、まずはカウンセリングを受けたいクリニックをピックアップしましょう。

湘南美容クリニック【10cc以上で1ccあたり1,980円】

画像引用：湘南美容クリニック

湘南美容クリニックの脂肪溶解注射BNLSアルティメットは、天然ハーブから抽出した製剤を主成分としたBNLS＋デオキシコール酸を200倍に増量、さらに4成分を追加した脂肪溶解注射です。

痩せたい部分に注射し、脂肪を溶解しながら引き締めやリンパ循環を促進、脂肪燃焼や肌再生、老化予防など5つの効果を備えています。

内出血の少ないマイクロカニューレが、10cc以上で無料になっています。

＜料金＞価格はすべて税込

• 10cc以上注入の場合1ccあたり　1,980円
• 1～9cc注入の場合1ccあたり　3,030円
• 10cc以上でマイクロカニューレ　無料

TBC東京中央美容外科【初回限定で1cc 1,020円～】

画像引用：TBC東京中央美容外科

TBC東京中央美容外科では、初回限定で頬・あご下の施術で合計5ccまで1箇所1cc1,020円～というリーズナブルな価格になっています。

顔痩せや部分痩せができる、植物由来成分を主成分としたダイエット注射BNLS アルティメットを採用。

10cc以上だと、1ccあたり1,980円＋マイクロカニューレが付いているため、複数箇所に注射したい人におすすめです。

＜料金＞

• BNLS アルティメット 原液10cc以上1ccあたり　1,980円
• BNLS アルティメット 原液10cc未満1ccあたり　2,980円
• 10cc以上マイクロカニューレ付き

共立美容外科【アフターフォロー追加料金なし】

画像引用：共立美容外科

共立美容外科の医師は解剖学を学ぶことが義務付けられており、BNLSを注入には、顔や体の血管や神経にダメージを与えず痛くないように配慮した施術が可能です。

アフターフォローの追加料金が不要のため、万が一のトラブルにも対応してもらえます。

通常の針またはマイクロカニューレの2種類から注射針が選べます。（マイクロカニューレは別途3,300円）

＜料金＞

• BNLS neo1ccあたり　2,200円
• BNLS ULTIMATE1cc あたり　2,750円
• マイクロカニューレ　3,300円

ノエル銀座クリニック【より効果的な最新のBNLS アルティメットを導入】

ノエル銀座クリニックでは、BNLS Neoを使用していましたが、新しいBNLSアルティメットに変わりました。

BNLS Neoより脂肪溶解に関わる成分を新たに4つ配合。有効成分のデオキシコール酸も増量し、脂肪溶解効果は15％UPしました。

より効果的に小顔治療がしたい人におすすめのクリニックです。

＜料金＞

• 1cc　14,300円
• 6cc　85,800円

シロノクリニック【1回3回5回コースの設定あり】

今までの脂肪溶解注射は、効果が出るまでに2～3週間かかりましたが、シロノクリニックのBNLSアルティメットならわずか3日で変化が期待できます。

ダイエットしても落ちにくい、頬の脂肪や二重あごの解消だけでなく、体の引き締めにも使用可能です。お得な3回、5回コースあり。

＜料金＞

• 顔全体　1回110,000円　3回297,000円　5回467,500円
• 頬　1回55,000円　3回148,500円　5回233,750円
• まぶた・目の下・ほうれい線・口角・鼻　各　1回33,000円　3回89,100円　5回140,250円

恵聖会クリニック【BNLS初回お試し5,500円あり】

画像引用：恵聖会クリニック

恵聖会クリニックの小顔注射は、従来のBNLS neoと最新のBNLSアルティメットの２種類から選べます。最新のBNLSアルティメットが、初回お試し価格1cc 5,500円で受けられます。

植物由来成分を主成分としているため、体への負担が軽くダウンタイムがほとんどない人気の高い施術です。

＜料金＞

• BNLSアルティメット初回お試し1cc　5,500円
• BNLSアルティメット1cc　8,800円
• BNLS neo1cc　3,300円

まとめ

ダイエットをしても顔だけ痩せない人や小顔を目指す人におすすめの小顔注射BNLSは、ダウンタイムがほぼなくリーズナブルな価格が魅力です。

しかし、いくら手軽といっても薬剤を用いた治療であるため、カウンセリング時にくわしい内容を聞いてきちんと検討したのち、治療を受けるかどうか決めてくださいね。

理想の小顔を手に入れるための、ひとつの方法として検討してみましょう。