小顔パックとは?効果や選び方からおすすめ商品までご紹介

小顔パックの効果や選び方からおすすめ商品まで解説

「朝起きたときに顔が浮腫んでいるのが気になる」「たるんで見える顔をどうにかしたい」など、顔の大きさやフェイスラインのたるみは多くの女性が抱えている悩みです。そのような悩みを解消するアイテムのひとつに、小顔パックがあります。小顔パックは手軽に取り入れられるアイテムですが、数多くの種類のなかから自分にぴったりの商品を選ぶのが難しいと感じている方も多いでしょう。

そこでこちらの記事では、小顔パックとは何かお伝えしたうえで、選び方や使用時の注意点、小顔効果を期待できるおすすめ商品について紹介していきます。小顔パックの効果や選び方について気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

小顔パックとは?

小顔パックとは?

小顔パックとは、肌に塗布したり、シートを貼りつけたりすることで肌を引き締め、小顔効果が期待できるアイテムです。フェイスパックは保湿や美白などの肌質改善で使用されることが多いですが、最近では、リフトアップやむくみ・たるみの改善など、小顔効果に特化した商品も増えています。また、商品ごとに配合されている成分や使用方法、期待できる効果も異なります。

小顔パックに期待できる効果

小顔パックに期待できる効果

小顔パックに期待できる効果は、おもにむくみの軽減とたるみの予防です。肌を引き締める成分を含んだ小顔パックを使えば、むくみを軽減でき、フェイスラインをシャープな印象に見せることができます。

また、小顔パックのなかには、顎下から頬に向かってたるみを引き上げるようにシートを貼ることで、リフトアップ効果を期待できる商品もあります。大切なイベントのスペシャルケアとして使用するならば即効性の高いもの、日常ケアとして取り入れるなら継続のしやすいものを活用するとよいでしょう。

小顔パックの種類

小顔パックの種類

小顔パックにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、シートパック・炭酸パック・クレイパックの3種類について紹介していきます。

シートパック

シートパックは「シートマスク」とも呼ばれています。化粧水や美容液を浸透させた不織布のパックを顔に貼りつけることで、美容成分を肌に浸透させます。

肌が乾燥して水分量が足りなくなると、バリア機能が低下してたるみを引き起こすといわれています。シートパックを使って肌に水分や美容成分を浸透させることで、バリア機能を維持し、たるみ予防による小顔効果が期待できます。日常使いできるものからスペシャルケア向けまでさまざまなタイプがあるので、目的に合わせて商品を使い分けるのがおすすめです。

炭酸パック

炭酸パックは、血管拡張や血流促進により肌質や顔のむくみの改善効果が期待できる、炭酸成分を浸透させたパックです。炭酸の分子は細かく、肌の表面に塗布するだけで内部の毛細血管まで浸透するといわれています。毛細血管まで炭酸(二酸化炭素が水に溶けた液体)が送り込まれると、血液に含まれるヘモグロビンが二酸化炭素を吸収して酸素を細胞に供給します。

酸素によって肌細胞が活性化して肌のターンオーバーが促進され、ハリのある引き締まった肌に生まれ変わるというメカニズムです。さらに、炭酸パックで毛細血管の二酸化炭素濃度が増加すると、酸素を送り込もうと血管が膨張して血流の活性化にもつながるため、むくみの改善も期待できます。

クレイパック

クレイパックは、海や大地から採取できるミネラル成分を含んだクレイ(泥)と、植物成分や水を調合したペースト状のパックです。身体の巡りを促進する酸化マグネシウムや、肌にハリを与える酸化アルミニウムなど、自然由来の成分が多く含まれています。クレイの吸着力によって古い角質を除去し、化粧水や美容液が浸透しやすくなることでたるみの改善や毛穴の引き締めなどの効果が期待できます。

天然成分のみが使われている商品が多く、敏感肌や肌トラブルが起こりやすい方でも比較的使用しやすい点が魅力です。クレイパックは吸着力・洗浄力が強いため、メーカーが推奨する使用頻度を厳守して使いましょう。

小顔パックの選び方

小顔パックの選び方

小顔パックには数多くの種類があり、自分にぴったりの商品を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、小顔パックの選び方について紹介していきます。

配合されている成分で選ぶ

小顔パックの配合成分は商品ごとに異なります。小顔効果を期待するのであれば、以下のような成分が含まれているものを選びましょう。

  • ヒアルロン酸:肌に潤いを与えてバリア機能の低下を防ぐ
  • コラーゲン:肌のハリや弾力を補う
  • レチノール:細胞を活性化させて肌のターンオーバーを促進する
  • ビタミンC:コラーゲン生成を促進して肌の弾力を維持する
  • ナイアシンアミド:バリア機能をサポートする

複数の成分を配合した小顔パックもあるため、配合成分を確認し、自分の肌の状態に合った商品を探してみましょう。

自分の肌質にあわせて選ぶ

小顔パックは直接肌に触れるものであるため、自分の肌質に合ったものを選ばないと思わぬ肌トラブルを引き起こす恐れがあります。それぞれの肌質に合うパックのタイプは、以下のとおりです。

  • 乾燥肌:高保湿タイプ
  • 脂性肌:ベタつきの少ないさっぱりタイプ
  • 混合肌:インナードライを防ぐ保湿タイプ
  • 敏感肌:オーガニックや無添加などの低刺激タイプ

たとえば、乾燥肌の人がさっぱりタイプのパックを使用すると、肌の乾燥が助長されて肌荒れやシワを引き起こす恐れがあります。肌質は、年齢や季節などで変化するため、肌との相性を確かめながら柔軟に使い分けるようにしてください。

使いやすさで選ぶ

小顔パックは、シートパックのように洗い流さないタイプとクレイパックのように洗い流して使うタイプがあります。ペースト状のタイプは塗布するのは難しくはありませんが、シートタイプは顔の大きさにフィットしないと効果が半減する可能性があるため、自分に合ったサイズのものを選ぶことが大切です。また、シートタイプには、1枚ずつ分かれている個包装タイプと複数枚が一緒に入っている大容量タイプがあります。

個包装タイプはやや値段が高くなりますが、衛生面が気になる方や外出時の持ち運びやすさを重視する方におすすめです。一方で大容量タイプは、1枚あたりの価格が安く日常使いをするのにはぴったりですが、直接手で触れると雑菌が繁殖する恐れがあり、ピンセットを使用するなどの注意が必要です。

小顔パックを使用する際の注意点

小顔パックを使用する際の注意点

小顔パックは、使用方法を誤ると期待した効果を得られない可能性があります。ここでは、小顔パックを使用する際の注意点について説明していきます。

長時間つけっぱなしにしない

小顔パックは、長時間つけていたほうが化粧水や美容液が肌に浸透するだろうと考える方がいますが、使用時間を大幅に超えると肌トラブルを引き起こす恐れがあります。顔に塗布したクリームや不織布がカピカピに乾燥するまで放置すると、肌が乾燥するほか、洗い流したりはがしたりするときに肌を刺激してダメージにつながる可能性があります。1回のスキンケアで肌が吸収できる水分量や成分量には限りがあるため、メーカーが推奨する使用時間を守って使うようにしてください。

冷蔵庫で保管しない

小顔パックを冷蔵庫で冷やすと、毛穴の引き締めやアイシング効果があるだろうと考える方がいますが、それは誤りです。小顔パックに含まれる水分と油分が分離したり、成分が結晶化したりして品質に影響を与え、本来の効果を得られなくなってしまう可能性があるからです。

高温多湿・直射日光・極端な低温を避けて、常温で保管するのが基本です。ただし、冷やして使える小顔パックを販売しているメーカーもあるため、夏場などに冷やして使いたい方は「冷蔵OK」の商品を探してみてください。

使用方法を守る

小顔パックは、商品ごとに推奨される使用方法や使用頻度が異なります。「化粧水を塗布してからパックをする」「パック後に保湿する」など、指定の使用方法があればそれに従ってください。指定の使用方法を守らないと、本来の効果が得られない可能性があります。

また、成分濃度が高いスペシャルケア用の小顔パックを毎日使うと、肌への刺激が強すぎてバリア機能の低下につながる恐れがあります。小顔パックには、毎日使用できるものから週1〜2回の使用制限を設けているものまで、さまざまなタイプがあります。メーカーが推奨する使用頻度を確認してから使用するようにしましょう。

小顔パックのおすすめ8選

小顔パックのおすすめ8選

ドラッグストアやオンラインサイトなどを見ると、あまりに数多くの小顔パックが販売されていて、どれを選ぶべきか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。ここでは、小顔パックのおすすめ商品を厳選して8つ紹介していきます。

ファンクルン製薬|KogaO+ 小顔プラス

ファンクルン製薬から販売されている「KogaO+ 小顔プラス」は、顔のハリアップに特化した小顔パックです。美容成分を配合した不織布マスクで、顎下から耳にかけることで、顔全体を引き上げます。長時間着用していても液垂れしないジェルタイプのため、家事をしたりTVを観たりしながら小顔ケアができます。

NATURE REPUBLIC|キューブマスク(レチノール ピュアブライトユース シートマスク)

NATURE REPUBLICから販売されている「キューブマスク」は、肌細胞を活性化させるレチノールとハリ・弾力を促す9種のビタミンを配合した小顔パックです。アルコールやシリコン、着色料などが使われておらず、肌に優しい点が特徴です。忙しい日は3〜5分、じっくり肌質を整えたい日は10〜20分ほどと、生活リズムにあわせて使用することができます。

FEMMUE|ドリームグロウマスク PF

FEMMUEから販売されている「ドリームグロウマスク PF」は、バリア機能をサポートするうるおい成分を配合した小顔パックです。一般的なシートマスクで使われる不織布の代わりに、抱水性の高いヒアルロン酸コーティングされた「ハイドラ ドライバイオセルロースシート」を使用しています。肌の乾燥によるバリア機能の低下が気になるときは、2〜3日継続して使うと効果的です。

MAISON LEXIA|オラクル クリア ブライト

MAISON LEXIAから販売されている「オラクル クリア ブライト」は、天然の植物成分を配合したクレイで硬くなった肌をほぐす小顔パックです。クレイが酸化した皮脂や細かい汚れを取り除き、植物エキスが肌のターンオーバーを整えます。スペシャルケアとして週1〜2回を目安に取り入れるとよいでしょう。

カネボウ|スマイル パフォーマー

カネボウから販売されている「スマイル パフォーマー」は、こめかみに向かって頬・口角などのフェイスラインを引き上げられる小顔パックで、2つのバンドがある高密着シートが顔全体に密着するようにつくられています。1回あたり10分間の使用でフェイスラインを引き上げるとともに、密着モバイル濃密セラムが肌にハリやツヤを与えます。

Dr.MEDION|炭酸パック スパオキシジェル

Dr.MEDIONから販売されている「炭酸パック スパオキシジェル」は、肌をほぐす炭酸とうるおい成分が配合された小顔パックです。肌のターンオーバーのメカニズムに着目して開発されており、1週間〜10日間続けて使用すると健康的な肌になります。ジェル状のパックは肌にのせると徐々に温かくなり、内側から引き締まった肌へと導きます。

エニシー|グローパックプレシャス

エニシーから販売されている「グローパックプレシャス」は、肌細胞を活性化させて自活力を高める炭酸小顔パックです。顔にのせると20分ほどでプルプルとしたジェル状に変化し、簡単に洗い流すことができます。さらに、保湿力の高いナイアシンアミドが配合されており、バリア機能の低下を防いでたるみの予防効果も期待できます。

ラクリシェ|マスク・ド・ラクリシェ

ラクリシェから販売されている「マスク・ド・ラクリシェ」は、顎下と頬を下から上に引き上げる二重フック構造の小顔パックです。一般的なシートマスクと異なり、伸縮性の高い不織布を下から上に引き上げて耳でホールドできるため、美容成分を顔全体に浸透させることができます。下を向いても取れにくく、掃除や仕事をしながらでも手軽に小顔ケアができます。

小顔パックについてよくある質問

小顔パックについてよくある質問

最後に、小顔パックについてよくある質問に回答していきます。

小顔パックは毎日使ったほうがよい?

小顔パックは、配合されている成分やその濃度によって使用頻度が異なり、毎日使えるものから週1〜2回の使用を推奨しているものまでさまざまです。スペシャルケア用の小顔パックを毎日使うと、肌への刺激が強すぎてバリア機能を低下させる恐れがあるため、メーカーが推奨する使用頻度を守りましょう。

朝・晩いつ使うのが効果的?

小顔パックには朝専用のものと夜専用のものがあります。朝専用はベタつきが少なく夜の乾燥を補う成分が、夜専用は日中のダメージをケアする成分が多めに含まれているのが一般的です。推奨されるタイミングに合わせて使用すると、高い効果を感じられるでしょう。

また、小顔パックはお風呂上がりやホットタオルで顔を温めたあとに使うと、毛穴が開いて成分が肌に浸透しやすく効果的です。

どれくらいで効果があらわれる?

小顔パックは、1回で劇的な効果を実感するのは難しいため、メーカーが推奨する頻度で継続して使用し、変化を判断してみてください。使用直後にむくみなどが取れたと感じる方もいますが、効果の感じ方や時期には個人差があります。すぐに効果を実感したい方は、小顔矯正や小顔コルギなど、ほかの方法も検討してみるとよいでしょう。

まとめ

小顔パックなら小顔矯正専門サロン美cuol

小顔パックは、バリア機能の低下によるたるみを防いだり、血流の流れを良くしてむくみを改善したりすることで小顔効果が期待できるアイテムです。商品によって配合されている成分や濃度が異なるため、日常ケアやスペシャルケアなど、目的や用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。

ただし、小顔パックによる効果の現れかたは人それぞれです。即効性や確かな効果を求める方には、小顔矯正をおこなっているサロンでの施術もおすすめです。

美cuol(ビキュール)は、小顔矯正専門サロンとして累計10万人以上のお客様に施術をおこなってきました。メスを入れずにたるみやむくみなどの悩みを解消したい方、小顔パックより効果的に小顔を目指したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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