フェイスラインの「たるみ」を解消する！小顔矯正のプロが徹底解説

歳を重ねるにつれて目立ってくる“フェイスラインのたるみ”。

「毎日のお顔のケアで鏡をのぞき込むたびにため息が出てしまう…」という方も多いのではないでしょうか？

フェイスラインのたるみは、さまざまな要因が複雑に関係して起こりますが、原因を理解してしっかりと対策すれば、キュッと引き上がった若々しいお顔を取り戻せます。

このページでは、フェイスラインのたるみの原因から、効果的な解消方法をまとめています。たるみが目立たたない引き締まったお顔を目指したい方は、ぜひ最後までお読みいただき、毎日のお顔のお手入れの参考になさってください。

フェイスラインの「たるみ」をセルフチェック

 以下に当てはまる方は、フェイスラインにたるみがあると言えます。

• ほうれい線が目立つ
• 顎下の肉をつまめる
• フェイスラインがぼんやりしてきた
• 口を閉じると口角が下がって見える
• アップヘアにすると顔が若返る

また、鏡をお顔の下に置いて上から覗き込むと、どのくらいたるみがあるのかをチェックできます。
普段見ない角度でご自身のお顔に見ると驚くかもしれませんが、フェイスラインのたるみ具合がよくわかるのでぜひ試してみてください。

さらに、鏡を使って真横や斜め下などからチェックすると、よりお顔全体のたるみ具合を確認できるのでおすすめです。

人からはさまざまな角度から見られているので、ご自身でいろんな角度からチェックすることは大切です。ご自身のお顔を見つめ直して、たるみのセルフケアの指標にしてください。

フェイスラインの「たるみ」の原因

フェイスラインがたるむ主な原因は、加齢による表情筋の衰えや、美容成分の減少です。

他にも、さまざなな要因が複雑に関係してフェイスラインのたるみを加速させてしまいます。

• 表情筋の衰え
• コラーゲンやエラスチンの減少
• むくみと脂肪の増加
• 睡眠不足
• 無理なダイエット

それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。

表情筋の衰え

人間の顔には数十種類もの表情筋が張り巡らされていますが、この表情筋が衰えるとフェイスラインにたるみが生じてしまいます。

表情筋とは、顔の皮下にある筋肉で、目や口、鼻を動かす筋肉のこと。それぞれの筋肉が骨と皮膚につながっており、表情筋の働きによって人は表情を作っています。

表情筋が衰えると、脂肪や皮膚を支えにくくなり、フェイスラインのたるみを加速させてしまいます。

表情筋は、意識して動かさないとすぐに衰えてしまうので注意が必要です。

長引くマスク生活により、フェイスラインのたるみが顕著になっている方も少なくありません。これは会話や表情を意識することが減り、いつの間にか表情筋が衰えた結果なのです。

コラーゲンやエラスチンの減少

加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少も、フェイスラインのたるみを引き起こす要因の一つです。

コラーゲンは真皮内に網目状に張り巡らされたスポンジのような組織で、肌に弾力と潤いを与えます。エラスチンはコラーゲンをつなぎ止めるようにして支えている弾力線維です。肌の弾力において重要な役割を果たします。また、コラーゲンの間を埋めるように存在するのがヒアルロン酸です。

いずれも肌のハリ・弾力に欠かせない成分ですが、残念なことにコラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを産み出す細胞「線維芽細胞」の働きは年齢とともに衰え、これらの成分は年齢とともに減少します。

むくみと脂肪の増加

むくみや脂肪が蓄積され、その重さでフェイスラインのたるみが加速してしまうこともあります。

「むくみでフェイスラインがぼんやりしているな」という経験は誰しもあるでしょう。

“むくみ”はリンパの流れが滞ることで起こります。リンパの流れが滞ると、顔の周囲に老廃物や余分な水分が溜まり、フェイスラインにたるみが生じるのです。

フェイスラインのたるみを助長しないように、むくみや余分な脂肪をそのままにしておかないようにしましょう。

睡眠不足

睡眠不足はフェイスラインのたるみを引き起こす間接的な要因となります。

なぜなら、コラーゲンやエラスチンなど美容成分の生成に重要な役割を果たす「成長ホルモン」の分泌を妨げてしまうからです。

成長ホルモンは睡眠中に脳下垂体から分泌されます。 美肌成分の生成を促進するだけでなく、骨格や筋肉を発達させたり、脂肪燃焼を促進したりする重要なホルモンです。

また、加齢により分泌量が低下してしまうという一面もあるため、十分な睡眠を日頃から心がけましょう。

就寝前に、ぬるめのお湯で入浴するなどリラックスするなどして「睡眠の質」を高めることを心がけるといいでしょう。

無理なダイエット

無理なダイエットで一気に脂肪を落とすと、フェイスラインのたるみを加速させてしまう恐れがあります。

ゆっくり時間をかけて脂肪を落とせば、皮膚も脂肪の量に合わせてゆっくりと縮まっていきますが、一気に痩せてしまうと脂肪の減少スピードについてこられずに皮膚が余ってしまうのです。

余ってしまった皮膚は、なかなか戻らないのもやっかいなところ。

ダイエット時には皮膚が余らないように、ゆっくり長期間で痩せるのが理想です。

フェイスラインの「たるみ」解消におすすめの方法

それでは、フェイスラインのたるみ解消に効果的な方法をご紹介します。どれも手軽に始められて短時間でできるものばかりなので、ぜひスキマ時間にお試しください。

フェイスラインのたるみ解消に有効な方法は次のとおりです。

• 表情筋を鍛える
• 口呼吸をしない
• 姿勢を正す
• 長時間下を向く行為をやめる
• 紫外線対策の徹底
• むくみや余分な脂肪を溜めない
• 顔につながる頭の筋肉をほぐす
• 小顔マッサージを行う
• 小顔矯正を受ける

順番にチェックしていきましょう。

たるみ解消方法①：表情筋を鍛える

表情筋を鍛え、内側から引き上がったお顔を目指しましょう。

表情筋は意識して動かすだけでも少しずつ鍛えられていきます。マスクをしていてもしっかり表情を作るなど、普段から表情筋を動かすように意識してみてください。

表情筋トレーニングを日課にするのもおすすめです。簡単な表情筋トレーニングを3つご紹介します。

①口を大きく開けて「あ・い・う・え・お」を発声するときの口を作って繰り返す

②唇で割り箸を横向きにくわえて口角を引き上げる

③ペットボトルを使った表情筋トレーニング
→500mlのペットボトルに100〜200ml水を入れて、歯は使わずに唇でくわえる。そのままペットボトルを持ち上げて30秒間キープ

継続することで表情筋が鍛えられ、リフトアップ効果が期待できます。

たるみ解消②：口呼吸をしない

口呼吸によって表情筋が緩むとたるみを引き起こすので、口呼吸をやめましょう。

以下に当てはまる方は口呼吸をしている可能性があります。

• 気がつくと口を開いていることが多い
• 喉が渇きやすい
• いびきをよくかく
• 鼻が詰まりやすい
• 上唇より下唇 が厚い

無意識のうちに口呼吸になっている方も少なくありません。

「気がつくと口を開いていることが多い」という方は、口呼吸をやめるよう意識するとともに、表情筋トレーニングなどで口周りの筋肉を鍛えることをおすすめします。

たるみ解消③：姿勢を正す

姿勢が悪いとお顔全体が下に向きがちになり、表情筋が下へ引っ張られてフェイスラインのたるみを助長します。正しい姿勢を意識しながら日々を過ごしましょう。

座っている時も、立っている時も、いつでも背筋を伸ばして美しい姿勢を保つことが大切です。

正しい姿勢を維持するのがつらい場合は、体幹が弱まっている可能性が高いです。体幹を鍛えて、正しい姿勢をキープできるように適度な運動を始めるのもよいでしょう。

たるみ解消④：長時間下を向く行為をやめる

スマホ操作などで長時間下を向くのもNG行為の一つです。重力によりフェイスラインのたるみを加速させてしまいます。

スマホ操作するときは、目線がなるべく水平になるような位置、もしくは目線よりもやや上の位置でスマホを見るように意識しましょう。

重力に逆らうようなイメージを常に持っておくと意識しやすいのでぜひ試してみてください。

たるみ解消⑤：紫外線対策の徹底

紫外線は美容の大敵です。肌のハリ・弾力に欠かせないコラーゲンやエラスチンを減少させてしまうため、紫外線対策を徹底しましょう。

紫外線は波長によってUVA・UVB・UVCの3つに分類されますが、これらのうちお肌に悪影響をおよぼすのが「UVA」と「UVB」です。UVCはオゾン層で吸収されてなくなるため地表には届きません。

「UVA」と「UVB」の特徴は次のとおりです。

UVAは肌の奥深くにある真皮層にまで到達し、たるみの原因になります。波長が長く、窓ガラスを透過して家の中に入ってくるのも特徴。外出先での紫外線対策はもちろん、室内で過ごす際も油断せずに紫外線対策を徹底することが大切です。お部屋にUVカットのカーテンをかけるのもよいでしょう。

たるみ解消⑥：むくみや余分な脂肪を溜めない

重力に負けないお顔を目指すために、むくみや余分な脂肪を溜めない生活を心がけましょう。

無理なダイエットは禁物ですが、まずは食事を見直してみてください。塩分や脂質の多い食事を控え、栄養バランスのとれた健康的な食事が理想です。

また、厚生労働省「日本人の食事摂取基準（2020 年版）」によると、女性の1日の摂取カロリーの目安は次のとおりです。

カロリー過多にはくれぐれも注意し、むくみや余分な脂肪のないお顔を目指しましょう。

参照：厚生労働省「日本人の食事摂取基準」（2020年版）
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html

たるみ解消⑦：顔につながる頭の筋肉をほぐす

頭の筋肉とお顔の筋肉はつながっているので、頭の筋肉が固くなると顔の筋肉もこわばってくるため、頭皮のコリをほぐしてあげることも大切です。

頭の筋肉は普段刺激しない部分なので、凝り固まっている場合はしっかりとほぐしてあげるだけで顔がスッキリするのがわかるでしょう。

また、疲れやストレスが溜まっている時は、頭皮が固くなりがちです。凝り固まっている部分は痛みを感じやすいですが、指の腹や拳を使って適度な圧で頭皮のコリをほぐしていきましょう。

たるみ解消⑧：小顔マッサージを行う

小顔マッサージでリフトアップを図るのもおすすめです。ここでは、当店オーナーこと小顔王子のYouTubeチャンネル「小顔王子の中井さん。」でご紹介して反響の多かったリフトアップを目指す効果的なマッサージをご紹介しましょう。

■頬のたるみを解消するお手軽マッサージ

①皮膚に負担を与えないように市販の美容クリームや化粧水を塗布

②3指の先端を使って頬全体を上下左右に揺らす

③人差し指＆中指と親指で頬全体を掴んで上下左右3回ずつほぐす

④頬肉下に3指を置き、頬肉を持ち上げ10秒キープ

【超簡単】頬のたるみを解消するお手軽マッサージ【小顔王子 中井さん。】　https://www.youtube.com/watch?v=BCpybeESf24

■メイクしたままできるたるみ改善マッサージ

①耳を縦に摘んで緩める

②耳を前回しで緩める

③耳を後回しで緩める

④耳を引き上げてリフトアップ

【フェイスライン】メイクをしたまま出来るたるみ改善！耳をほぐしてリフトアップ！　 https://www.youtube.com/watch?v=LcJxAyV7x04

効果抜群！YouTube「小顔王子の中井さん。」で小顔マッサージをチェック！

今回ご紹介した4つの小顔になるマッサージは、YouTubeチャンネル「小顔王子の中井さん。」で公開中です。同チャンネルでは、美cuolオーナーの小顔王子こと中井克治が、自宅で簡単＆短時間でできる小顔になるためのマッサージやお役立ち美容情報を随時発信しています。チャンネル登録をしてお顔のセルフケアのご参考になさってください！

たるみ解消⑨：小顔矯正を受ける

小顔矯正とは適度な圧をかけることで位置を整えてリンパの流れを正す施術ですが、表情筋のこわばりを取り除くことでリフトアップ効果も期待できます。

フェイスラインのたるみを解消するには、表情筋のコリをほぐし、リンパの流れをスムーズにすることが大切です。

小顔矯正では、一人ひとりの骨格や表情筋に適切アプローチできるため、1回の施術でもむくみが取れてお顔がスッキリするのがわかります。

頭皮から連鎖して起こるフェイスラインのたるみを改善へと導く施術なので、引き上がったお顔になりたい方はぜひ試してみてください。

効果はあくまで一時的なものですが、定期的に通うことで効果が持続・定着していきます。

フェイスラインの「たるみ」を解消して小顔を目指そう

マスク生活が長引いている今、20代や30代でもフェイスラインのたるみで悩む方が増えてきました。

フェイスラインのたるみは何もしないと深刻化してしまうため、今回ご紹介した方法を参考に、できるものからすぐに対策を始めましょう。

すぐにでもリフトアップしたい方は、お気軽に美cuolまでご連絡ください。

累計1万人以上の女性を“若返り小顔”に導いてきた実績を持つ当店では、熟練の技術によりフェイスラインのたるみを解消へと導きます。

当店のオリジナルメソッド「小顔王子式小顔術」で引き上がった小顔を目指せるので、フェイスラインのたるみでお悩みの方はどうぞお気軽にご相談ください。