エラ張り顔を解消したい！原因や最新美容を徹底解説

理想の小顔になりたいと思うけれど、鏡を見るたびに自分の顔のエラが張っていることが気になってしまう方も多いのではないでしょうか。顔のエラが張っていることで「顔が大きく見える気がして自分に自信が持てない」という声もよく耳にします。

顔のエラ張りは骨格が原因ではなく、ほとんどの場合は咬筋が凝り固まっていることが原因だといわれています。年々エラが目立ってきたという方は、咬筋をほぐすことでエラ張りを解消できるかもしれません。

そこで今回は、エラ張りの原因やエラ張りの原因の見分け方、解消方法について詳しくお伝えします。さらに、エラ張りの改善を得意とするエステサロンも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

エラ張りの原因とは？

顔が大きく見えてしまうエラ張りの原因には「咬筋の発達」と「生まれ持った骨格」の2つがあります。エラ張り顔の改善には、原因ごとのアプローチが不可欠です。咬筋の発達と骨格、それぞれどのような仕組みでエラ張り顔になってしまっているのかを理解しておきましょう。

咬筋の発達

エラ張りの原因として多いのが「咬筋の発達」です。咬筋は頬から顎にかけて広がっている筋肉のことで、主に噛むときに使われます。他の部位の筋肉と同様に咬筋も使えば使うほど発達して大きくなってしまいます。

日常の食事で使用する程度では、咬筋が過剰に発達することは基本的にありません。しかし、硬いものをよく食べる方や、歯ぎしり・食いしばりの癖がある方は、知らず知らずのうちに咬筋が鍛えられてエラが張ってしまうのです。

また「エラ張りが左右非対称になっている」という方は、左右どちらかで噛んでいる、もしくは歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。食事中などで、このことを思い出して意識してみてくださいね。

生まれ持った骨格

生まれ持った骨格がエラ張りの原因という方は、セルフケアやエステの施術で解消することは難しいでしょう。なぜなら、骨を削るなどの医療行為が必要になってくるからです。

エラが張っている人の特徴

エラ張りの原因となる咬筋が発達しやすくなる人の特徴を解説します。

食いしばり・歯ぎしりの癖がある

食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、咬筋の発達につながるため要注意です。これらの癖は無意識でしていることが多く、自覚していない方がほとんどです。朝起きた時に「歯が浮いたような感じがする」「顎に鈍痛がある」方は、食いしばりや歯ぎしりをしているかもしれません。

食いしばりや歯ぎしりの原因は明確になっていませんが、ストレスや精神的な緊張が大きく関わっていると考えられています。まずは、できるだけストレスを溜めないようにしましょう。

奥歯で噛む癖がある

奥歯ばかりを使っていると、奥歯周辺にある筋肉が緊張した状態になり、食いしばりが起こるといわれています。なぜなら、筋肉が緊張していると食いしばる状態になりやすいからです。

普段から柔らかいものをよく食べている方は、前歯で嚙み切る必要がないため、奥歯だけを使って食べることが習慣になります。その結果、日常的に食いしばり行うようになり、エラ張りが起こってしまうのです。

顔がゆがんでいる

顔がゆがんでいると、顎周りの筋肉が緊張してエラ張りが生じます。顔のゆがみは、筋肉のこわばりやたるみ、下顎の変化などによって、顔の左右どちらかだけ発達したり衰えたりすることで起こります。

顔がゆがむ原因は、下顎周辺の筋肉の弱さもありますが、食いしばりや歯ぎしりといった生活習慣も要因の一つです。また、顔がゆがむとリンパの流れが悪くなります。むくみでフェイスラインが崩れやすくなり、エラ張り顔が余計に大きく見えてしまいます。

エラ張りの原因を確認する方法

自分のエラ張りが「咬筋の発達」と「骨格」どちらのタイプに当てはまるのかわからないという方もいるでしょう。簡単にできるエラ張りの確認方法を紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

1. 奥歯を食いしばる
2. 口を「いーっ」と横に広げる

奥歯をぐっと食いしばったときにエラが硬くなってぽこっと出てくる場合は「咬筋の発達」によるエラ張り、エラが出てこない場合は「骨格」によるものと考えてよいでしょう。

セルフケアでできるエラ張り改善方法

エラ張りは日々のセルフケアでも軽減できる可能性があります。エラ張りの予防にも効果が期待できるため、ぜひセルフケアを取り入れてみてください。

食いしばりを止める

就寝中は難しいですが、日中の食いしばりは意識することで止められます。まず、食いしばりの引き金となるストレス状態を落ち着かせることが大切です。以下は、食いしばりを軽減するためのセルフケアです。

• 1時間ごとに1回腕を伸ばしたり、首を回したりして筋肉の緊張を和らげる
• 口の中で上下の歯が当たらないように少し隙間をあける

口を閉じた状態で上の歯と下の歯の間が少しあくように意識することで食いしばりを防げます。口内の頬に歯形が付いている方は食いしばっている可能性があるため、チェックしてみるとよいでしょう。

睡眠時ナイトガードを使用する

就寝中の食いしばり・歯ぎしりは意識して止めることが難しいため、ナイトガードを使用するのがおすすめです。ナイトガードは就寝時に上顎に装着するマウスピースで、睡眠中の食いしばり・歯ぎしりによって歯や顎にかかる負担を軽減します。

エラが張っていて「食いしばりや歯ぎしりをしているかもしれない」という方は、歯科医院で診てもらうとよいでしょう。歯科医院では、20〜30分程でナイトガードを作ることができます。

セルフマッサージで咬筋をほぐす

ここからは、咬筋のコリをほぐすセルフマッサージの方法を紹介します。

セルフマッサージ①

頬骨の下の咬筋に、両手の中指と薬指を押し当てて円を描くようにほぐしていきます。5回ほど繰り返してマッサージします。位置がずれないように、鏡の前で顔を見ながらするのがおすすめです。

指が上に向かうときは圧を掛け、下に向かうときは力を抜くのがポイントです。口元に力が入るとマッサージしにくくなるため、少し口を開けておくとよいでしょう。

セルフマッサージ②

親指を頬側の口の中に入れ、残りの4本の指で外側から頬をつまみます。親指で押すように圧をかけながら5回ほど円を描くようにゆっくりマッサージします。左右それぞれ1回ずつ行います。

皮膚に過剰な刺激を与えない程度に行うことが大切です。痛い場合は少し力を弱めるなど調整しながらマッサージしましょう。

美容医療でできるエラ張り改善の施術法

美容医療で行う代表的なエラ張りの施術法を3つ紹介します。

エラ削り

エラ削りは骨格が原因のエラ張りに行う施術法です。下顎角を削り、エラ張りを解消します。正面だけでなく横から見たときも、すっきりとしたフェイスラインが期待できます。口の中から切開するため、顔に傷が残りません。

エラを削るという施術は美容整形の範囲になります。リスクの高い施術ですが一生に一度のことですから十分な情報収集をした上で検討するようにしましょう。最近では韓国へエラ削りを目的に行く若い人も多くいらっしゃいます。中には不自然な仕上がりで後悔されている人もいるので安いからと安易な判断で海外で治療を受けるのは避けた方が良いかもしれませんね。

ボトックス

ボトックスは、筋肉を一時的に麻痺させる成分「ボツリヌストキシン」を注射して筋肉の過剰な働きを抑える施術です。咬筋に注射すると筋肉が痩せて薄くなるため、発達しすぎた咬筋の厚みを抑えてエラ張りの改善に効果を発揮します。美容クリニックでは「エラボトックス」とも呼ばれています。

ボトックスの効果は約4ヶ月から約6ヶ月程度です。そのため継続的に打つことが求められます。効果が切れるということは、ある意味リスクが少ないともいえるので比較的トライしやすい施術です。

ハイフ

ハイフは皮下組織と表情筋の間にあるSMAS層に高密度の超音波を照射することで、顔のたるみを引き締める施術です。また、表層にある脂肪層に働きかけ縮小させる効果も発揮します。

エラ張りには咬筋の発達に加えて頬のたるみが加わっている場合もあるため、ハイフ施術によってたるみが解消されると、エラ張りの軽減につながります。

エステサロンでできるエラ張りに効果的な施術法

美容整形や美容クリニックでの施術に抵抗のある方も多いと思います。自然な形でエラ張りを改善したいという方にはエステサロンでの施術がおすすめです。エステサロンでできるエラ張りに効果的な施術は主に「小顔矯正」と「コルギ」です。それぞれの特徴についてみていきましょう。

小顔矯正

小顔矯正とは、頭や顔の筋肉をマッサージすることで小顔に導く施術になります。顔のまわりのリンパの流れを改善し、筋肉のこりや緊張をほぐしていくことで顔のむくみをとっていきます。心地よい刺激のマッサージでリラックス効果を得ながらエラ張りを軽減して、すっきりとしたフェイスラインを目指すことができるでしょう。

特に「顔がむくみやすい」といった方は、一度小顔矯正を受けてみてはいかがでしょうか。

コルギ

コルギは、骨と筋肉を同時に刺激しながらコリをほぐしていきます。マッサージとの違いは骨と筋肉に圧をかけるという点です。血行やリンパの流れを良くしてむくみを解消するだけでなく、顔のゆがみを調整する効果も期待できます。

顔のゆがみや顔の左右差があってエラの張りが気になる方におすすめの施術です。コルギは痛いと思っている方も多いようですが、プロが一人ひとりに合わせて圧の強さを調整します。痛みが心配な方は前もってサロンで相談するとよいでしょう。

失敗しないエステサロンの選び方

エラ張りを解消するにはエステサロン選びも大切です。ここでは、エステサロン選びのポイントについてお伝えします。

①リラックスできる空間

リラックスできる空間での施術は、ストレス解消にも効果的です。完全個室でプライベート空間が提供されている、施術後に使えるメイクルームが完備されているなど、安心して気持ちよく通えるエステサロンを選びましょう。

②エラ張りのメニューが豊富

エラ張りのメニューが少ないと、自分のエラの状態に合った施術を受けられず、効果を実感できない可能性があります。小顔矯正とコルギどちらも受けられるサロンやオプションメニューが多くあるサロンなど、メニューが豊富にあるエステサロンがおすすめです。

③経験豊富なエステティシャンによる施術

小顔矯正やコルギはオールハンドによる施術です。同じ施術でもエステティシャンによって得られる効果に違いが出る可能性があります。エラ張りを解消するには、経験豊富なエステティシャンのいるサロンを選ぶことが大切です。

④口コミが多いサロン

口コミが多いサロンは、それだけ多くの人が通っているということです。気になるエステサロンが見つかったら、まずは口コミを探してみましょう。実際に通ってみないとわからない情報が得られるため、エステサロン選びの参考になりますよ。　

エラ張りの改善が得意なエステサロン5選

エラ張りを解消したいという方のために、エラ張りの改善が得意なエステサロンを紹介します。施術メニューやおすすめポイントなど、エステサロン選びの参考にしてみてください。

美cuol

美cuol（ビキュール）は、東京と名古屋、海外含め5店舗を展開する女性専用の小顔矯正専門サロンです。モデルや芸能人、インフルエンサーといった著名な方が多く通うことで知られています。

「小顔コルギ」「カイロプラクティック」「エステティック」3つの技術を融合した、小顔王子®式小顔術が特徴です。美cuolでは、エラ張りの改善に特化した小顔王子式「エラ張り改善小顔コース」が用意されています。

小顔王子独自のメソッド「顔筋トレ」は、咬筋のコリを徹底的にほぐすと同時に骨格矯正でエラの骨にもアプローチして、シャープなフェイスラインに導きます。さらに上半身コルギで肩こりを解消してストレスを軽減、歯ぎしりや食いしばりの予防にも効果を発揮します。

BNエステティック&スパ

BNエステティック&スパは、韓国美容クリニック提携エステサロンです。フェイシャルケアやボディケア、脱毛、ネイルなど、トータルケアができます。

BNエステティック＆スパでは男性も施術OKです。全室個室でカップルや友達同士で施術を受けられます。また、高級感あふれる施術ルームでゆったりとした時間を過ごせます。

小顔には本場韓国式コルギと独自コルギマッサージを組み合わせたメニュー「小顔&韓国美肌フェイシャルコルギ」が用意されています。デコルテからしっかりケアし、リンパを流してむくみを解消することですっきりした小顔に導きます。

ナチュラルパーフェクトフェイス

ナチュラルパーフェクトフェイスは、30年にわたる研究と実績により完成された痛みの少ない施術で、小顔・骨盤矯正を行っているサロンです。

エステやコルギとは違う独自の技術が特徴です。カイロプラクティック、オステオパシーの理論と技術に、東洋医学の理論をもとにした施術を組み合わせたオリジナルテクニックで小顔へ導きます。

エラ張りには、エラの咬筋にアプローチする「【エラ張り】アンバランス改善小顔コース」や一人ひとりの状態に合わせバランスを整える「トータルビューティ小顔コース」がおすすめです。

total body salon N

total body salon N（トータルボディサロンN）は、小顔矯正・骨盤矯正・パーソナルトレーニングなど、美容と健康のトータルメンテナンスを行っています。

小顔矯正は、顔の全層にアプローチする「全層アプローチ型小顔矯正」です。皮膚・筋肉・筋膜・骨全ての層に調整を行うため、エラ張りの改善が期待できます。

一人ひとりの悩みに合ったカウンセリングとアプローチ法で、最短期間で小顔を目指します。また「クイック小顔矯正25分」があり、施術を受けたいけれど忙しくて時間がとれないという方におすすめです。

ELENA

ELENAは、モデルさんや女優さんといった芸能人が多数来店する美容整体・小顔矯正サロンです。小顔矯正や骨盤矯正、オイルトリートメントなど、幅広いメニューを提供しています。

ELENAの小顔矯正は、顔のゆがみの原因である頭蓋骨の矯正をメインに、顔面と頭部の骨格にアプローチするのが特徴です。顔の左右差を整えることでむくみのない顔に仕上げます。さらにリンパケアも行い、リフトアップと肌の引き締め効果を狙います。

顔のコリやむくみにしっかり働きかけることで、小顔効果を長持ちさせる施術が自慢です。小顔矯正には、オイルリンパケアを組み合わせたコース、さらに首の調整をプラスしたコースなども用意されています。

まとめ

エラ張りは咬筋の発達が原因によるものが多く、咬筋のコリをほぐすことでエラ張りの改善が期待できます。今回ご紹介した咬筋のコリをほぐす方法を知って、試してみようと思われた方もいるのではないでしょうか。

凝り固まった咬筋を効率的に早くほぐすには、小顔矯正やコルギといったエステサロンでの施術がおすすめです。エステサロンでは、それぞれ独自のエラ張り解消メニューがあります。

エステサロンでは一人ひとりのエラ張りの状態に合わせてアプローチするため、なりたい理想のフェイスラインを目指すことができるでしょう。