小顔ローラーは効果ある?メリット・デメリット徹底解説
コロコロと肌の上を転がすだけで小顔になれると評判の小顔ローラー。おうちエステにおすすめのアイテムとして紹介されることも多く、気になっている方もいるのではないでしょうか。
小顔ローラーについては、「使っているうちに顔がスッキリして小顔になった」といった口コミがある一方で、「効果ない」といった声も聞かれます。実際のところ、効果はどうなのでしょうか?
本記事では小顔ローラーで顔が小さくなるといわれている理由、そして効果がないという声がある理由について解説します。小顔ローラーの種類、使用することのメリットとデメリットについても解説しますので、使用を迷っている方は本記事を参考にしてみてください。
小顔ローラーで顔が小さくなるといわれている理由
小顔ローラーを使用すると「顔が小さくなる」といわれている理由を理解するにあたって知っておきたいのが、顔が大きくなってしまう理由です。
そもそも、なぜ顔が大きくなってしまうのか分かれば、どうすれば顔を小さくできるか理解しやすくなりますよね。ぜひ小顔についての正しい知識を得ることを心がけましょう。
顔が大きくなってしまう理由
顔が大きくなる理由として、顔に脂肪が付くことが挙げられます。頬やフェイスラインに脂肪が付くと、顔が丸くなり、顔の輪郭も変わってくるため大きく見えます。
加えて、むくみも顔が大きくなる原因です。むくみやすい体質の人は、顔そのものは大きくないのに、顔がむくんで大きく見えるケースが少なくありません。
ほかにも、エラが張っているなど、生まれつきの骨格のせいで顔が大きく見えることもあります。
小顔ローラーで小顔が目指せるワケ
小顔ローラーをコロコロと転がすことで、血液やリンパの流れを促進することができ、むくみ解消につながります。また、定期的に小顔ローラーを使ってマッサージすれば、老廃物が溜まりにくくなり、顔痩せ効果も期待できるでしょう。
小顔ローラーでは骨格を矯正することはできませんが、むくみなどによって顔が大きく見える場合は、小顔ローラーを使うことで、ある程度小顔を目指すことはできます。
小顔ローラーの種類
小顔ローラーには種類があり、商品によって形状やヘッド部分に使用されている素材が異なります。
種類が多いので、「どれを選べば良いのか分からない」と感じている方もいるのではないでしょうか。
ここでは、小顔ローラーの種類を形状とヘッド部分の素材に分けて紹介しますので、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
形状の種類
小顔ローラーの形状は、大きく「I型」と「Y型」に分けられます。それぞれの特徴について簡単にみていきましょう。
I型
I型はアルファベットのI字型の小顔ローラーで、スティック型とも呼ばれます。ヘッド部分がクルクルと回転するようになっており、肌にやさしく圧をかけるタイプでもあります。
Y型と比較するとコンパクトなので、外出先などにも携帯しやすく、小鼻の横など凹凸がある部分にも使いやすいのが特徴です。
<I型ヘッドの商品例>
出典画像:株式会社スプレンダーISO
出典画像:Amazon
Y型
Y型はアルファベットのY字型になっているもので、二股に分かれている部分の両端にボールが付いていて回転するようになっています。
ローラーをコロコロと動かすと、肌をつまむようにして圧をかけることができます。
I型と比較して圧力がしっかりとかかるのが特徴で、リンパの流れを促す効果はY型のほうが高いという声が多いです。
<Y型ヘッドの商品例>
出典画像:ReFa
出典画像:Amazon
ヘッド部分の素材の種類
小顔ローラーのヘッド部分の素材は商品によって異なります。素材によって値段が異なるほか、期待できる効果も変わってくるため、小顔ローラーを選ぶ際は素材にこだわるのもおすすめです。
また、アレルギーなどの心配がある方も、素材を確認のうえ選ぶようにしましょう。
プラチナ
プラチナはツヤがあって見た目が美しいだけでなく、劣化しにくく耐久性に優れているのが特徴です。ジュエリーにも使用される高価な素材で、高級小顔ローラーの多くに使用されています。
また、肌の上で転がすとマイナスイオンを発生させる性質があることも分かっています。
<プラチナ素材ヘッドの商品例>
出典画像:ReFa
ゲルマニウム
ゲルマニウムにも、肌に当てるとマイナスイオンを発生させる性質があります。そのため、肌のイオンバランスを整え、肌のターンオーバーを促進する効果が期待できます。
<ゲルマニウム素材ヘッドの商品例>
出典画像:Amazon
チタン
チタンは錆びにくく、耐食性についてはプラチナに匹敵するといわれています。この長所から海洋建造物の素材や医療の分野でもよく使用されている素材です。
金属の中でもアレルギーが起こりにくい素材であるため、肌が敏感な方にも安心して使える素材としても人気があります。
チタンを使用した小顔ローラーは、お風呂でも使えるものが多いのも特徴です。
<チタン素材ヘッドの商品例>
出典画像:PeakPine
ゴールド
ゴールドには微弱電流を流す性質があるため、ヘッド部分にゴールドを使った小顔ローラーを使用すると肌に適度な刺激を与えることができます。
肌細胞や筋肉に刺激を与えるため、美肌作りにも良いとされている素材です。
<ゴールド素材ヘッドの商品例>
出典画像:BEAUTY BAR OFFICIAL SITE
小顔ローラーは効果がないといわれる理由
「小顔ローラーは効果ない」
そんな声が多くあるのも事実です。その理由のひとつが、小顔ローラーで小顔になることが科学的には証明されていないことにあります。
小顔ローラーを肌の上で転がすと、むくみが取れて顔がスッキリとします。その結果、小顔になることはできますが、得られる効果は一時的なものにすぎません。
長期的な効果は期待できないことから、「小顔ローラーは効果ない」と言われるのです。
とはいえ、顔がむくみやすい人、血行が悪くて肌がくすみやすい人、肌のターンオーバーを促したい人は小顔ローラーを使用することで一定の効果を期待することはできます。
小顔矯正なら効果が得られる
小顔ローラーで得られる効果は「むくみを解消して小顔に見せる」といった一時的なものですが、小顔矯正なら顔を大きくしている根本原因にアプローチできます。
例えば、以下のような要因で顔が大きく見えている人でも、小顔を目指すことが可能です。
- 顔に脂肪が付いている
- 顔がむくんでいる
- エラが張っている
- 顔そのもののが大きい
- 顔にたるみがある
顔に脂肪がある、エラが張っている、顔そのものが大きいといった要因に小顔ローラーではアプローチできませんが、小顔矯正ではアプローチが可能です。
美cuol(美キュール)では、上記のような悩みから「小顔は無理」と諦めている方でも小顔を目指せる独自の小顔メソッドに基づいた小顔矯正をおこなっています。
骨格から正しく矯正して頭蓋骨そのものをサイズダウンし、顔の脂肪を排出。どなたでもスッキリとした小顔が目指せるのが特徴です。
小顔コルギとカイロプラクティック、エステティックを融合させた独自の「小顔王子®式小顔術」の効果を体験してみてください。
小顔ローラーのメリットとデメリット
小顔ローラーの使用には、メリットとデメリットの両方があります。両方を知った上で使用を決めるのがおすすめです。
メリット
小顔ローラーのメリットには以下のようなものがあります。
手軽に小顔が目指せる
小顔を目指す方法には複数ありますが、小顔ローラーは空き時間にコロコロと肌の上を転がすだけで小顔が目指せるのがメリットです。
エステに通ったり、美容外科で施術を受けたりすることなく、自分でおこなえる方法なので、誰にも知られずこっそり小顔が目指せるのもメリットといえるでしょう。
表情筋のコリを解消できる
デスクワークなどで長時間同じ表情でいることが多いと、表情筋が硬くなってコリが起きやすくなります。表情筋が硬くなると、血行不良になりやすくなるほか、顔のたるみなどにもつながるため注意が必要です。
小顔ローラーでケアすると、表情筋のコリをほぐすことができ、硬くなった表情筋を柔らかくすることができます。
美肌効果が期待できる
小顔ローラーで肌をマッサージすると、肌のターンオーバーを促進したり、リンパの流れを良くすることができます。そのため、くすみ、ニキビといった肌トラブルが解消されやすく、美肌につながるのもメリットです。
デメリット
美顔ローラーのデメリットは、使い方を誤ると肌トラブルにつながるおそれがあることです。小顔を目指してコロコロし過ぎたり、使用する際に力を入れすぎると以下のようなトラブルが生じることがあります。
肌に色素沈着が起きることがある
小顔ローラーを使って強い力でコロコロとマッサージすると、肌を慢性的に刺激することになります。
そのため、マッサージ後に肌に赤みが生じたり、メラノサイトを刺激してしまうことで色素沈着が生じて肌が黒ずむなどのトラブルが起きることもあります。
シミができるおそれがある
シミの原因となるのが、紫外線と摩擦などの刺激です。
特に目の下から頬にかけてできる肝斑は、肌を刺激することで生じると考えられています。小顔ローラーでのマッサージが肌に刺激を与えることもあり、肝斑の発生につながる可能性は否定できません。
シワやたるみができることがある
力を入れて小顔ローラーを使用すると、真皮にあるコラーゲンやエラスチンといった肌のハリを保つ組織にダメージを与えることがあります。
そうすると、肌はハリをキープできなくなり、シワやたるみができやすくなるでしょう。
小顔ローラーの正しい使い方
小顔ローラーは正しく使用しないと、効果が得られないだけでなく、肌にトラブルを引き起こす要因となってしまいます。
使用の際は、正しい使い方を守りましょう。
保湿した肌に使用する
乾燥した状態の肌に小顔ローラーを使用すると、摩擦が生じやすくなり、シミやシワ、たるみといったトラブルにつながります。
小顔ローラーは、スキンケアアイテムで保湿した後の肌に使用しましょう。そうすることで、ローラーの滑りが良くなり、肌への刺激が軽減できます。
肌を動かさないように、やさしい力で使う
小顔ローラーはグイグイと力を入れて使用するものではありません。肌がローラーに引っ張られないくらいのやさしい力加減で使用するのがベストです。
力を入れすぎると、肌への負担となることもあるので、肌を刺激しないようにソフトな力で使いましょう。
ローラーは一方方向に転がす
小顔ローラーは、上下左右と往復させるのではなく、一方方向に動かすのが基本です。
上下であれば「下から上へ」、左右であれば「顔の内側から外側へ」動かすのを意識しましょう。
往復させると、たるみなどの肌トラブルが起きやすくなるので注意してください。
小顔ローラーは清潔を保つ
小顔ローラーを使用した後はきちんとお手入れをして、いつも清潔な状態で使うようにしましょう。汚れた小顔ローラーには雑菌が繁殖して、それがニキビや肌荒れなどのトラブルにつながるおそれがあります。
小顔ローラーのお手入れ方法はローラーの素材などによって異なるため、添付の説明書などをよく読んで正しいお手入れの仕方を確認しておくようおすすめします。
ヘッド部分を洗えるものだと、水やぬるま湯で洗うことができますが、洗えないものであれば清潔な布で拭き取るといったお手入れ方法が一般的です。
特にメイクの上から使用した後はメイク汚れも付着しているので、ていねいにお手入れしましょう。
小顔ローラーを使用する際の注意点
手軽に使える小顔ローラーですが、間違った使い方は肌トラブルにつながるため注意が必要です。小顔ローラーを使用する際に気を付けたい点を紹介します。
やりすぎない
肌の上をコロコロと転がすだけなので、時間があればいつも小顔ローラーを使っているという人もいるようです。
しかし、小顔ローラーはやればやるほど良いというアイテムではありません。
やりすぎは肌に刺激となってメラノサイトを活性化させ、シミや色素沈着などの原因となります。また、長時間の使用はたるみにもつながるので注意が必要です。
小顔ローラーを使用する際は、添付の説明書などを確認して、推奨されている使用時間を守るようにしましょう。
力を入れるのはNG
小顔ローラーを肌の上でやさしく滑らせるだけだと物足りなく感じて、力を入れてゴロゴロと肌の上をマッサージしてしまうケースもしばしばみられます。
しかし、先述のように小顔ローラーはやさしい力で使うことが大切です。
力を入れると、たるみ、シワ、シミなどの肌トラブルにつながるため、小顔ローラーは力を入れずに使いましょう。
肌の状態次第では使用を休止する
ニキビや吹き出物などの肌トラブルが起きているとき、また紫外線を浴びて炎症を起こした肌への小顔ローラーの使用は控えましょう。
肌トラブルが起きている際は、肌の上をやさしくコロコロするだけだったとしても肌に刺激となることがあります。肌が回復するまでの間は小顔ローラーの使用は休止するのがおすすめです。
Y型は角度にも気を付ける
Y型の小顔ローラーは、肌に当てる角度によってつまむ力を変化することができるので、角度にも気を付けましょう。
小顔ローラーを寝せて使うとつまむ力が強くなり、立てて使用するとつまむ力は弱まります。あまりにも強い力でつまむと肌にダメージを与えることもあるため、ちょうど良い力でつまめるように角度を調整しましょう。
まとめ
小顔ローラーを使用すると、顔のむくみが取れるので、顔がむくんで大きく見える方には一定の効果が期待できます。また、正しく使用すれば美肌効果なども得られるとされているため、そうした効果を狙っておうちエステのメニューに加えるのも良いでしょう。
しかし、小顔ローラーで得られる小顔効果は一時的かつ限定的なものです。
小顔ローラーは効果ないと感じる方、プロの手によって悩みの根本原因を解決したい方は、ぜひ一度、小顔矯正専門エステ美cuolにご相談ください。