小顔マスクは効果なし？理由や注意点など解説します

最近、ドラッグストアなどの店頭でもよく見かける「小顔マスク」は、女性だけでなく男性からも人気のあるアイテムです。「マスクを着用するだけで小顔に見える」という魅力的なフレーズについつい買ってしまったという方も多いでしょう。

しかし、小顔マスクを着用しても「小顔に見えない」と感じることもあるようです。実は小顔マスクは自分の顔に合ったものでなければ、小顔に見えるどころか顔が大きく見えてしまう可能性もあります。

SNSなどで「小顔マスクは効果なし」と書かれているのは、自分の顔に合ったものを選んでないからかもしれません。小顔マスクは、形状や色など種類が豊富にあるため選び方が大切です。

そこで今回は、小顔に見えるマスクの選び方がわからないという方のために、小顔マスクの形状や色の効果、自分の顔型に合った選び方などを解説します。小顔マスクのデメリットについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

小顔マスクは効果なし？

小顔マスクとは「小顔に見せることができるマスク」のことです。しかし、巷では小顔マスクには「効果なし」という声も聞かれます。小顔マスクを着用することで、本当に小顔に見えるのでしょうか。

顔が大きく見えるのには、顔の下半分が大きく影響しています。エラ張りや頬のたるみがあると顔の横幅や縦幅が強調されるため、顔が大きく見えてしまうのです。

マスクは顔の下半分をすっぽり覆うため、顔が大きく見える部分を隠すことができます。そのため、視覚的な効果によって顔を小さく見せられるのです。顔の見た目の大きさにマスクの着用が及ぼす効果について以下のような検証結果も発表されています。「元々の見た目の顔の大きさに関わらず、マスク非着用画像に比べ、マスク着用画像の方が顔が小さく知覚されることが示された」（引用：日本認知心理学会発表論文集　日本認知心理学会第14回大会）

小顔に見えるマスクとは？

小顔マスクには、小顔に見えるように形や色、デザインなどさまざまな工夫がされています。ここでは、小顔に見せるのに効果的なマスクについて紹介します。

自分の顔のサイズに合ったマスク

小顔効果を得るには、自分の顔にぴったり合うマスクを選ぶことが大切です。大きすぎたり小さすぎたりするマスクは、かえって顔を大きく見せてしまいます。顔のラインに合わせたときに、頬骨が隠れる程度の大きさのマスクを選ぶとよいでしょう。

フェイスラインにフィットした立体型マスク

立体型マスクは、小顔に見えるマスクの中でも特に効果的といわれているマスクです。マスクの中央に縦のラインが入った立体形状になっています。

ダイヤモンド型と呼ばれる3D形状になっているものも立体型です。フェイスラインにフィットして横に広がらないようになっているため、顔をシャープに見せる効果があります。

小顔カット形状のマスク

小顔カット形状のマスクとは、マスクの下部分にくる両端の角を斜めにカットしたものです。マスクを着用したときに耳下あたりにできるふくらみ部分をカットすることで、顔の輪郭をシャープに見せます。さらに、ワイヤーが入っていると顔を立体的に印象付けることも可能です。

フェイスラインを持ち上げるマスク

フェイスラインを持ち上げる機能が付いたマスクも小顔見せに効果的です。2重構造になっていて、内側にあるマスクが顎下から引き上げる仕様になっています。着用中は顎下のたるみをしっかりカバーすることが可能です。

引き締め効果がある色のマスク

小顔に見せるにはマスクの色選びも大切です。色には膨張して見える色と収縮して見える色があります。

明度の高い色、白やパステルカラーなどは顔が膨張して見えやすいです。黒やネイビー、ワインなどの引き締め効果のあるカラーを選びましょう。ただし、パステルカラーでも暗めの色を選べば引き締まって見せることができます。

小顔におすすめ顔型別マスク

自分の顔型に合うマスクを選ぶことで、小顔に近づけることができます。顔の大きさで悩みやすい4つの顔型におすすめのマスクを見ていきましょう。

面長型

面長型は顔の上下に長さがあるため、顔の縦幅を強調しないマスクがおすすめです。横に丸みを出すことができる「プリーツ型マスク」や、中央の面が短い「ダイヤモンド型マスク」は、面長型を小顔に見せてくれるでしょう。ただし、プリーツ型は縦に広げると顔の長さを強調してしまうため、プリーツ幅を広げ過ぎないことが大切です。

丸顔型

丸顔型は顔の縦幅と横幅がほぼ均等で、フェイスラインが丸いのが特徴です。そのため、顔の印象を縦に作る「立体型マスク」が合います。丸い輪郭をシャープに見せて、小顔見せ効果を発揮します。

ただし、自分の顔にぴったりフィットするものでないと小顔に見えない可能性があります。サイズだけでなく顔になじみやすい素材も意識して選びましょう。

ベース型

ベース型は、顔の輪郭が直線的でエラが張っています。小顔効果を狙うには、フェイスラインをシャープに見せてくれるマスクを選ぶことが大切です。

「縦にラインを入れた立体型マスク」や「ダイヤモンド型マスク」は、フェイスラインをすっきり見せてくれます。特に、ダイヤモンド型マスクはフェイスラインが目立ちにくい構造になっているため、エラ部分をすっきり見せる効果が期待できます。

ひし形型

ひし形型は、頬骨が張っていて顎に向かってシャープになっています。おすすめは「立体型マスク」です。

縦のラインが立体形状になっているため、頬骨を目立たなくさせるのに効果的です。また顎の長さが気になる場合は、横に幅のあるプリーツマスクを着用することで顎の長さを和らげることができるでしょう。

小顔に見えるマスクの付け方

小顔に見せるにはマスクの付け方も大切です。また、通常のマスクでも付け方を工夫することで小顔効果が狙えます。ここからは、小顔見せに効果的なマスクの付け方を4つ紹介します。

できるだけ隙間を作らない

マスクを付ける際は、できるだけ隙間を作らないように付けるのがポイントです。隙間があると、マスクの面積が大きくなって顔が大きく見えてしまいます。フェイスラインにぴたっと合わせることで小顔に見せることができます。

目の下ギリギリまで広げない

マスクを目の下ギリギリまで広げると、顔を隠している感じが強すぎて小顔に見えるというよりも違和感を与えてしまいます。マスクは目の下から指1本分あけたところに合わせるようにしましょう。そうすることで、小顔美人に見せることができます。

マスクの中央に折り目を付ける

立体型マスクでなくても、マスクの中央に折り目を付けることで縦ラインの立体形状に見せることが可能です。特にワイヤー入りのマスクは折り目を付けやすく、顔に立体感を付けたいときに役立つ方法です。

マスクの縦幅を狭める

マスクが大きいと顔に沿わない部分が浮いて横に張ってしまうため、顔が大きく見えてしまいます。マスクが大きい場合は、浮いた部分をつまんで縦幅を狭めることで小顔に見せることができます。ホッチキスを使って以下の手順でマスクの大きさを調節してみましょう。

1. １．マスクを付けて鏡で浮いたところを確認し折りたたむ
2. ２．折りたたんだ部分を押さえてマスクを外す
3. ３．折りたたんだ部分の内側をホッチキスで止める

必ず顔に当たる方にホッチキスの芯の表がくるように止めます。心配な方はホッチキスの代わりに両面テープを使用するとよいでしょう。

小顔マスクのデメリット

小顔マスクは小顔に見せてくれる反面、着用することで生じるデメリットもあります。ここからは、小顔マスクのデメリットについて解説します。

不織布マスクは肌荒れのリスクがある

不織布マスクはウイルス飛沫や花粉などの侵入を防止できるよう、布の繊維を接着剤や熱などで結合させたシート状になっています。そのため、一般的な不織布マスクは素材が固めでゴワゴワしています。小顔マスクは肌に沿うよう作られているものが多いため、着用中に肌への刺激を与えて肌荒れを起こしてしまう可能性があるのです。

本来のマスクの効果が低くなる

小顔マスクは、マスク本来の効果が低くなることも考えられます。小顔に見せるためのフィット感により「息苦しさ」や「マスク蒸れによる不快感」が生じます。そうすると「マスクを浮かす」「鼻をマスクから出す」などの行動をしてしまい、ウイルスやホコリ、花粉などを吸いこんでしまうリスクが高くなってしまうのです。

マスクを外したときのギャップが大きくなる

小顔マスクを着用していると、外したときとのギャップが大きくなるため、マスクを外しにくくなるといわれています。特に小顔マスクをしている顔しか見せていない人に、マスクを外した素顔を見せるのは怖いと感じる人もいるようです。

本当に小顔になれるわけではない

小顔マスクは視覚的効果を活かして小顔に見せているため、本当に小顔になれるわけではありません。メイク感覚で、マスクをしているときだけ小顔に見せたいという方におすすめのアイテムになります。

小顔といわれるサイズとは？

小顔とはどのくらいの大きさのことをいうのでしょうか。顔の見た目の大きさの基準となるのは「全頭高（ぜんとうこう）」と「耳珠間幅（じじゅかんはば）です。全頭高とは頭頂部から顎の先までの縦幅で、耳珠間幅は左右の耳珠点（耳の穴の前にある突起部分）を結んだ横幅のことをいいます。まずは日本人の顔の平均サイズを見てみましょう。

※青年層18～34歳（計測時期：2001年11月～12月）

出典：人工知能研究センター「日本人頭部寸法データベース2001」

平均サイズより下回っていると小顔に見えやすいといえます。ただし、上記のサイズより大きいからといって必ずしも顔が大きく見えるというわけではありません。

肩幅や首の太さなど、体全体のバランスによって顔の見た目の印象は変わります。あくまで目安ですので、気になる方は平均サイズを参考にして測ってみるとよいでしょう。

本当の小顔を手に入れるならエステサロンでの施術がおすすめ

根本的に小顔を目指すなら、プロによる小顔施術がおすすめです。エステサロンでは、小顔矯正や頭蓋骨矯正、コルギなど、小顔になるための施術を受けられます。マスクを外しても印象が変わらない「本当の小顔」を手に入れたい方は、エステサロンでの施術を受けてみてはいかがでしょうか。

小顔を目指せるおすすめエステサロン

小顔を目指せるおすすめのエステサロンを紹介します。エステサロンでの施術が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

美cuol

美cuol（ビキュール）は、「小顔王子®式小顔術」による施術を行っている小顔矯正専門サロンです。累計10万人以上の実績を持つ美cuolは、多くのモデルや芸能人が通うことで知られています。

小顔王子式小顔術とは、「コルギ（骨気）」「カイロプラクティック」「エステティック」の3つの美容技術を融合した施術です。顔の骨と筋肉、脂肪、肌へアプローチして施術後に後戻りしない小顔を作ります。

小顔矯正のメニューが豊富で、エラ張りにアプローチしたコースや頭蓋骨矯正と組み合わせたコース、また顔型に特化したコースなども用意されています。一人ひとりに合った施術で小顔を目指せるエステサロンです。

beauty salon BILA

beauty salon BILAは、大人のための「小顔・美肌・アンチエイジング」に特化した施術を提供しているエステサロンです。オリジナル施術「顔頭筋ストレッチリフト」で、リバウンドしない小顔を目指します。

高い技術力を身につけた顔頭筋セラピストが、オールハンドで施術を行います。一人ひとりの悩み部分にアプローチした施術のため、オンリーワンの効果が期待できます。また、肌の健康とアンチエイジングのために考案された美容液を使用しています。

小顔とフェイシャルケアを同時に叶えることができるのもbeauty salon BILAの魅力です。カウンセリングでは理想の顔に近づけるように、インナーケアアドバイスも行っています。

美.design

美.designは、痛みの少ない洗練された最先端技術で「小顔矯正」「美脚/O脚矯正」「骨盤矯正」を行っているエステサロンです。専任セラピストの卓越した矯正技術で顔や体のゆがみを正し、美しい小顔、ボディラインへ導きます。

小顔メニューには全て美顔マッサージが付いており、悩みや状態に合わせて4つのメニューから選ぶことができます。骨格のゆがみの原因にアプローチして、引き締まった美しい小顔を目指すことができます。

美.designには、全国の他サロンから1000組以上学びにきている確かな技術と実績があります。豊富な経験と実績で結果を出すことに徹底的にこだわった矯正技術が自慢です。

小顔矯正サロン セラフィー

小顔矯正サロン セラフィーは小顔矯正とリフトアップが叶うエステサロンです。ソフトタッチの手技で「痛くない」「1回で効果を出す」「小顔を長持ちさせる」ことにこだわっています。

小顔メニューには、骨格と筋肉にアプローチした矯正施術にイオン導入美容液やシートマスクが付いているため、フェイシャルケアもできるのがメリットです。施術後は毛穴レスで透明感のあるツヤ肌を実感できるでしょう。

また小顔矯正にプラスすると効果的な「頭蓋骨ヘッドマッサージ」も用意されています。イオン導入効果の美容液はホームケアとして購入することも可能です。

GRACE FIORE

GRACE FIORE（グレースフィオーレ）は、頭皮から引き上げる頭蓋骨小顔矯正を行う小顔専門サロンです。痛みを感じにくいオールハンド技術で小顔を目指します。

頭蓋骨矯正は、普段使われていない筋肉をダイナミックに動かすことが特徴です。表情筋をやさしくダイレクトに動かし、さらに頭蓋骨の縫合線付近で頭皮マッサージを行うことで顔を引き締めていきます。

GRACE FIOREでは、オプションメニューが豊富です。イオン導出導入やピールオフパック、超音波ケアなど、目的に合わせたフェイスケアも受けられます。頭蓋骨小顔矯正と組み合わせて小顔と美肌どちらも目指すことができるサロンです。

まとめ

小顔マスクは、気軽に小顔に見せることのできる便利なアイテムです。しかし、選び方を間違えると小顔効果を得られないこともあります。

小顔に見せるには、自分の顔型に合ったサイズや形状の小顔マスクを選ぶことが大切です。自分の顔にぴったり合う小顔マスクなら、フェイスラインをすっきりシャープに見せることができるでしょう。

また根本的に小顔になりたいという方は、小顔矯正やコルギ、頭蓋骨矯正といったプロによる施術を受けるのがおすすめです。小顔施術が得意なエステサロンで、ぜひ本当の小顔を手に入れてください。