小顔マッサージはやめた方がいい?リスクや注意点を解説

小顔マッサージはやめた方がいい?リスクや注意点を解説

多くの人が抱える悩みのひとつに、「顔が大きい」ということが挙げられます。少しでも小顔になりたいと、さまざまな方法を試している方もいるのではないでしょうか。

小顔になれると評判の方法にマッサージがありますが、ネット上では「小顔マッサージはだめ」という声も聞かれます。そのため、マッサージをすべきかどうか迷っている方もいることでしょう。

今回の記事では、小顔マッサージはやめた方がいいといわれる理由について解説していきます。小顔マッサージのリスクや注意点、小顔になれるマッサージ以外の方法も紹介しますので、小顔を目指している方は参考にしてください。

小顔マッサージに期待されている効果とは

小顔マッサージに期待されている効果とは

小顔マッサージをすると、血液やリンパの流れが良くなり、溜まった老廃物が排出されやすくなります。そのため、顔のたるみやむくみが改善され、スッキリとした印象の顔になれることがメリットです。

また、血行が促進されることで顔色が良くなる効果も期待できます。顔に血色がなく不健康に見られやすい方も、定期的に小顔マッサージすることで肌に血色がもどり、健康的な雰囲気になれるでしょう。加えて、血液やリンパの流れが良くなると、肌のターンオーバーもスムーズにおこなわれるため、美肌効果も期待できます。

小顔マッサージが「だめ」といわれる理由

小顔マッサージが「だめ」といわれる理由

さまざまな効果が期待できる小顔マッサージですが、一方で「やっちゃだめ」といわれることもあります。なぜ、小顔マッサージは良くないといわれているのでしょうか?ここでは、その理由について詳しくみていきましょう。

たるみの原因となることがある

小顔マッサージをするときの力が強いと、たるみの原因となります。肌の真皮層には、ハリや弾力を保つのに欠かせないコラーゲンやエラスチンの繊維が網状に形成されています。力を入れてマッサージをすると、コラーゲンやエラスチンの繊維にダメージが生じるため、肌のハリや弾力が失われてしまうのです。

また、力を入れてマッサージをすると、皮膚が伸びてたるみの要因となる恐れがあります。たるみにも効果があるといわれている小顔マッサージですが、自己流のマッサージは逆効果になることがあるため注意が必要です。

シミができるリスクが高くなる

シミの原因としてよく知られているのは紫外線ですが、摩擦もシミの原因となります。肌をゴシゴシとこすると、メラノサイトが刺激されてメラニン色素の大量生成を引き起こします。そのため、シミができるリスクが高くなるのです。

むくみが気になる部分などはつい力が入りがちですが、マッサージによる摩擦を繰り返しているとシミの発生につながるので気をつけましょう。

肌荒れが起きることがある

小顔マッサージがだめといわれるほかの理由として、肌荒れの原因となることが挙げられます。マッサージをするときに肌をこすることで、肌表面にダメージを与えてしまい、バリア機能を低下させることがあるからです。

肌のバリア機能とは、肌を紫外線や雑菌・ホコリなどの外部刺激から守り、肌内部のうるおいが保たれるようにしてくれる機能のことです。バリア機能が正常に保たれると肌は健康な状態が保たれますが、低下するとニキビや吹き出物・肌のゴワゴワ感・乾燥などの肌荒れが起きやすくなります。

セルフで小顔マッサージをする際の注意点

セルフで小顔マッサージをする際の注意点

ここまで解説してきたように、小顔マッサージには効果が期待できるとはいえ、間違った方法でおこなうとたるみやシミ・肌荒れなどを引き起こす要因となります。セルフでの小顔マッサージによる肌トラブルを避けるためには、以下の点に注意しましょう。

毎日マッサージをするのはNG

小顔マッサージは毎日続けるほうがいいと考えている方も少なくありませんが、毎日おこなうのはNGです。顔の皮膚は薄くてデリケートなので、毎日のマッサージは肌にとって負担となります。

マッサージの頻度が高いと、知らないうちに肌へのダメージが重なり、たるみやシミ・肌荒れの原因となってしまうでしょう。「早く小顔になりたい」「むくみを何とかしたい」という思いから、つい毎日やりたくなってしまうかもしれませんが、小顔マッサージは週1~2回程度にとどめるのがおすすめです。

マッサージクリームやオイルを使用する

小顔マッサージをする際は、マッサージクリームやオイルなどを使用しましょう。指のすべりを良くするためにも、たっぷりと使用するのがおすすめです。

クリームやオイルをなじませていない状態でマッサージをすると、摩擦が生じて肌のバリア機能にダメージを与えてしまいます。その結果、肌荒れやシミなどのトラブルも発生しやすくなるでしょう。クリームやオイルを使用していても、量が少ない場合は、肌をこすってしまいがちなので注意が必要です。

小顔マッサージの後は、肌に残っているマッサージクリームやオイルは洗い流しましょう。拭き取りタイプのものであれば、拭き取り化粧水などで拭き取ってからスキンケアをおこなってください。

クレンジング剤でマッサージしない

クレンジングクリームやクレンジングオイルなどのクレンジング剤は、指のすべりは良くなりますが、小顔マッサージに使用するのは避けましょう。本来、クレンジング剤はメイク汚れを落とすものです。

洗浄力が高いため、長時間肌にのせていると必要なうるおいも奪ってしまい、乾燥などのトラブルの要因となります。クレンジング剤のなかにはマッサージOKのものもありますが、その場合もパッケージの使用方法をよく確認しておきましょう。

力を入れすぎない

小顔マッサージをする際は、力を入れすぎないようにしましょう。美肌目的のマッサージと違い、小顔マッサージでは老廃物を排出しようとギュッと圧をかけたり、強い力で押したり揉んだりするような施術がおこなわれることもあるようです。

力を入れたマッサージは肌のバリア機能の低下につながるほか、たるみやシワなどの原因となります。肌に負担を与えないためには、マッサージの力加減に注意しましょう。

こすらないようにする

摩擦はシミなどのトラブルの要因となるため、マッサージのときに肌をこすらないように気をつけましょう。自分ではこすっているつもりがなくても、自然と指に力が入ってしまっていることもあるので注意が必要です。小顔マッサージはソフトタッチで、肌をできるだけ刺激しないよう注意しておこないましょう。

肌が汚れた状態でのマッサージは避ける

小顔マッサージは、清潔な状態の肌におこないましょう。メイクなどの汚れがついた状態でマッサージをすると、クリームやオイルによって浮いてきたメイク汚れを肌にすり込んでしまうことになります。

また、1日の終わりには肌にホコリや砂などが付着しており、そのまま小顔マッサージをおこなうと肌を傷つけてしまう可能性もあります。肌トラブルを避けるには、メイクなどの汚れをきちんと落としてから小顔マッサージをすることが大切です。

小顔マッサージのリスク回避!小顔になれるほかの方法

小顔マッサージのリスク回避!小顔になれるほかの方法

「やっちゃだめ」との声が聞かれるように、小顔マッサージをセルフでおこなうことにはリスクがともないます。小顔を目指す方法はほかにもあるので、リスク回避のためには別の方法を実践するのもひとつの手段です。ここからは、小顔マッサージ以外で小顔を目指せる方法を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

小顔に効果的な筋トレをする

顔の筋肉(表情筋)を鍛えると、顔のたるみやむくみの予防・改善につながります。また、顔が引き締まった印象になるので、小顔を目指す方は日々の習慣に取り入れてみましょう。

表情筋を鍛える「あいうえお体操」

「あ」「い」「う」「え」「お」と、口の形を大きく動かして表情筋を鍛える体操です。口を動かすときに表情を大きく動かすことで、顔の筋肉も鍛えていきます。鏡で一つひとつの動きをチェックしながらおこないましょう。

  1. 1.口を「あ」の形に開け、口角を少し上げて上の歯を見せる
      「あ」と発音して5秒間キープする。
  2. 2.口角を真横に引いて「い」の形にする。
      上の歯全体を見せるようにして「い」と発音して5秒間キープする
  3. 3.口を「う」の形にする。
      少し大げさなくらい唇を前へ突き出しながら、「う」と発音して5秒間キープ
  4. 4.「あ」の形よりも少し縦幅を狭めて、口を「え」の形にする。
      口角を上げて上の歯が見えるようにし、「え」と発音して5秒間キープする
  5. 5.口の形を「お」にする。
      鼻の下をできるだけ伸ばして「お」と発音し、5秒間キープする。

 

たるみの予防・改善に効果的な「ベロ回し運動」

口を閉じた状態で、上下の歯茎をなぞるようにして舌をぐるりと動かす運動です。舌を動かすことで、口周りを中心に顔全体の筋肉を鍛えることができます。

  1. 1.口を閉じ、歯茎の外側を舌先でなぞるようにして時計回りに動かす(10周)。
  2. 2.次に、反時計回りに舌を動かす(10周)。
  3. 3.1~2を1セットとし、2セットを目安におこなう。

 

10周回すのがつらい場合は回数を減らしておこない、慣れてきたら増やしてみましょう。

ストレッチで小顔を目指す

顔のむくみやたるみにはストレッチも効果的です。凝り固まった筋肉をストレッチでほぐすことで、スッキリとした印象の顔が目指せます。ここでは、小顔に効果的なストレッチを紹介していきます。

むくみ・たるみにアプローチ!「顔」のストレッチ

顔のストレッチで思い切り表情筋を動かすと、血流が良くなり、むくみ・たるみの予防や改善に効果が期待できます。簡単にできるストレッチですので、毎日の習慣にしてみましょう。

  1. 1.「いー」と発音しながら、口角をしっかりと上げる。
  2. 2.「うー」と発音しながら、口をすぼめる。
  3. 3.1~2を30秒間程度繰り返す。

 

顔の筋肉を意識して、思い切り表情を動かすのがコツです。30秒間程度おこなうと、顔がポカポカと温まってくるのが実感できます。

首とデコルテをほぐす小顔ストレッチ

首やデコルテの筋肉が凝って柔軟性を失っていると、フェイスラインの肉が下に引っ張られて顔が大きく見える原因となります。スッキリとしたフェイスラインをキープするために、首やデコルテのストレッチもおこないましょう。

■首のストレッチ

  1. 1.両手を合わせて、あご下に親指を置く。
  2. 2.息を吸いながら親指であごを持ち上げ、首を伸ばす。
  3. 3.肩を下げて、首の後ろ側もストレッチする。
  4. 4.息を吐きながら、ゆっくりとあごを元の位置に戻す。

 

■デコルテのストレッチ

  1. 1.体の後ろに手を回し、指を組んで胸を張る(手はできるだけ背中から離す)。
  2. 2.大きく3回呼吸する。

 

生活習慣を見直す

小顔を目指すためには、生活習慣に気をつけることも効果的です。食事では、顔のむくみの原因となる塩分、太る原因となる糖分を控えましょう。特にインスタント食品や外食は、塩分の摂取量が高くなりがちなので注意が必要です。

また、甘いお菓子などは食べすぎないようにし、飲み物の糖分にも気をつけましましょう。代謝アップのためには水の摂取も欠かせません。ペットボトルを持ち歩くなどして、意識して水を飲むようおすすめします。

良質な睡眠は顔のむくみやたるみを予防し、運動は肥満予防や血液やリンパの流れを促進します。小顔を目指すのであれば、睡眠の質の改善・定期的な運動に取り組みましょう。

小顔矯正を受ける

小顔矯正を受ける

小顔矯正では、頭蓋骨や顔の筋肉などにマッサージや指圧などでアプローチし、顔に溜まった余分な水分や老廃物の排出をサポートします。むくみやたるみに効果が期待でき、引き締まった小顔が目指せることが特徴です。また、1回の施術でもフェイスラインがスッキリするなどの効果が期待できます。

「セルフでの小顔マッサージでは効果がなかった」「何をやっても顔が小さくならない」という方は、プロによる小顔矯正を受けることを検討してみてもよいでしょう。セルフでの小顔ケアと並行してプロによる施術を受けることで、効率良く小顔を目指すことができます。

小顔矯正サロンなら美cuol(ビキュール)がおすすめ

小顔矯正専門サロン「美cuol(ビキュール)」では、小顔コルギとカイロプラクティック・エステティックを組み合わせた独自の施術法で、メスを入れることなく小顔の実現を目指します。プロによるケアで小顔を妨げる根本原因にアプローチできるので、これまで何をやってもだめだった方にもおすすめです。

美cuolの施術の特徴は、以下のとおりです。

■上半身コルギ

上半身コルギで首やデコルテ・背中・肩甲骨などにアプローチし、上半身の凝りをほぐします。上半身の筋肉が緩むことで顔の筋肉も緩みやすくなり、施術効果アップが期待できます。

■小顔コルギ

骨に圧をかけることで血液やリンパの流れを促進し、たるみやむくみにアプローチします。

■骨格矯正

「エラの骨を内側に入れる」「頬骨の幅を縮める」など、骨格にアプローチする施術です。骨格レベルでの小顔を目指すことができます。

■顔痩せダイエット

顔の脂肪層を指で潰しながら排出する施術です。施術を受けるたびに脂肪が柔らかくなり、排出されやすくなります。初回限定の特別価格で施術を体験できますので、お気軽にご相談ください。

まとめ

小顔マッサージは肌に負担をかけないマッサージを心がけましょう

セルフでの小顔マッサージには一定の効果が期待できるため、「やるのはだめ」とまではいえません。しかし、誤った方法でおこなうと肌に悪影響を与えてしまう恐れがあります。

小顔になれたとしても、誤ったマッサージでシミやたるみ・肌荒れなどに悩まされては意味がありません。小顔マッサージをする場合は、この記事で紹介した注意点を参考に、肌に負担をかけないマッサージを心がけましょう。

また、表情筋を鍛えるトレーニングやストレッチをおこなう、生活習慣を見直すなど、マッサージ以外の方法を試してみるのもおすすめです。より効率良く小顔を目指したい方は、プロによる小顔矯正を受けるのもひとつの方法です。今回の記事を参考に、自分に合った方法で小顔を目指してください。

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