ほうれい線の消し方を解説!原因から対策までほうれい線解消のプロがお伝えします

小鼻から口元にかけて深く刻まれてしまう、ほうれい線。年齢と共に目立ってきて、鏡を見る度に目に入ってため息が出てしまう人も多いと思います。 「歳をとったのだから仕方がない…」とあきらめてはいませんか? 実は、ほうれい線の原因は加齢だけではありません。ほうれい線の原因を理解して対策を行なうことで、目立たなくすることができるのです。 今回は、ほうれい線解消のプロが原因と対策について解説します。さらに日常で簡単にできるセルフケアとして「ほうれい線を解消するマッサージ」をご紹介します。ぜひ最後までお読みください!

ほうれい線はなぜできる?原因について

まず始めは、ほうれい線ができる原因について考えてみましょう。ほうれい線の原因は加齢と決めつけてしまうことがありますが、それだけではありません。ご自身のほうれい線は何が原因となっているのか、チェックしてみてください。

原因① 表情筋の衰えでハリが不足する

ほうれい線ができる原因の一つ目は、表情筋の衰えです。表情筋は、笑ったり泣いたりといった表情をするなかで動かされる筋肉であり、お肌を支える役割も持っています。なので、感情表現をする機会が少なくなると、自然と表情筋は衰えていってしまいます。 ここ数年は新型コロナウイルスの関係で、マスク生活が続いています。マスクをつけていると表情を伝える機会が少なくなり、結果的に表情筋を使う頻度も減っています。このようなマスク生活の影響によっても、表情筋の衰えを助長してしまっているといえます。 表情筋を使う機会が少なく、また日ごろ特にトレーニングを行なわないなどの状態が続くと、表情筋は徐々に衰えていきます。お肌のハリがなくなり、たるみからほうれい線がどんどん深くなっていき、急に老け顔になったようにも見えてしまうのです。

原因② 真皮内のコラーゲンとエラスチンの減少

ほうれい線は、お肌の真皮内にあるコラーゲンとエラスチンが減少することでも目立ってきます。 真皮は表皮の下にあるお肌の本体ともいうべき存在。お肌のハリや弾力を保つコラーゲン繊維やエラスチンなどの繊維群から構成されています。 この真皮内のコラーゲンやエラスチンは、いつも浴びている紫外線によって破壊されたり変性したりして、最終的には減少します。それによってお肌のハリと弾力性が失われ、ほうれい線が目立つようになってしまうのです。

原因③ 体重の増減による頬のたるみ

「最近食べ過ぎて太ってしまった」「ダイエットを頑張って痩せた」という体重の増減も、ほうれい線の原因になりうるので注意が必要です。無理なダイエットにより食事制限をした場合、お肌に必要なコラーゲンなどの栄養が不足し、ハリと弾力が失われていきます。また、急に痩せることで伸びた皮膚が余り、ほうれい線や頬のたるみを招きます。 反対に、急に体重が増えた場合も、顔についた脂肪を皮膚が支えきれずにたるみを生んで、ほうれい線が深くなってしまいます。 大きく体重が増減しないよう、規則正しく食事をとり、無理なダイエットは避けると安心です。

原因④ 間違ったスキンケア

洗顔後やお風呂上がりのいつもスキンケア、みなさんは正しくできているでしょうか?実は、間違ったスキンケアもほうれい線の原因となります。 「肌をゴシゴシとこすりながら洗顔している」「洗浄力の強いクレンジングでメイクを落としている」などのスキンケアを続けていると、お肌の乾燥を招きます。お肌の乾燥はシワを増やして、ほうれい線が目立つ原因になります。 そのほかのスキンケアでは、ピーリングもやり過ぎはお肌の乾燥を招くので注意したいですね。

原因⑤ お肌の乾燥

お肌の乾燥も、ほうれい線の原因となるので気をつけましょう。乾燥した状態のお肌は、キメが乱れて小さなシワができやすくなります。¥ また、お肌にハリがなくなり、知らず知らずのうちに小さなシワがたくさんできるようになります。その小さなシワが少しずつ太くなっていき、結果としてほうれい線になるのです。スキンケアでは保湿が重要と言われますが、ほうれい線対策にも欠かせないケアといえます。

原因⑥ 嚙み合わせや下を向く姿勢

普段あまり意識しない嚙み合わせや姿勢の悪さも、ほうれい線を濃くさせてしまう原因となるため気を付けましょう。 嚙み合わせが原因の場合は、片方だけで噛む癖があるとそちら側だけ深いアンバランスなほうれい線ができます。噛んでいる側の頬の筋肉が鍛えられて、反対側の筋肉が衰えることが原因です。 姿勢の悪が原因の場合は、スマホやタブレットを見るときの下を向く姿勢がほうれい線を深くします。下向きの姿勢になる状態が続くと、首や顔の筋肉が重力で下向きに引っ張られる関係でたるみを招いてしまいます。たるみがひどくなるとほうれい線も深くなりやすいです。またスマホは目を酷使するので、長時間見続けると顔の筋肉が強張って弾力を失いほうれい線を深くする原因になります。

原因⑦ ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーの乱れも、ほうれい線にはよくありません。 ターンオーバーとはお肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる代謝のことで、正常に行なわれることでお肌をキレイに保つことができます。 寝不足やストレス、無理なダイエットなどが原因でターンオーバーが乱れると、肌荒れの原因となります。乾燥やニキビなどお肌のコンディションが悪くなり、ひいてはほうれい線が深くなる原因となってしまいます。 ターンオーバーの周期を正常に保てるよう、規則正しいストレスフリーな生活習慣を意識することが大切です。

ほうれい線解消のプロが伝授!ほうれい線の消し方&日々の対策法

ほうれい線があると、実年齢よりも老けて見えて自分の顔が嫌になってしまいます。 そうならないためにも毎日のセルフケアマッサージが大切ということで、「ほうれい線を解消するマッサージ2選」をご紹介します。

ほうれい線を消すおすすめマッサージ2選

今回ご紹介するマッサージは、20万人以上の女性を若返り小顔に導いてきた「小顔王子」こと中井克治がおすすめする「ほうれい線を解消するマッサージ」です。続けることで効果が高まりますので、ご自身の美容ルーティンのひとつとして、ぜひ今日から取り入れてみてください!

1日60秒!ほうれい線を解消するマッサージ

1日たったの60秒でOKの、ほうれい線を解消するマッサージをご紹介します。 ステップ1 中指でほうれい線をほぐす。両手の中指を小鼻の横に添えて、ほうれい線に沿って下に移動させながら、ほうれい線を左右に揺らしながらマッサージします。 ステップ2 頬肉の3ヵ所を上にあげます。両手の人差し指、中指、薬指の3本の先端を両頬に当て持ち上げる(10秒キープ)/同様に両頬側面を持ち上げる(10秒キープ)/耳の前の両頬を持ち上げる(10秒キープ)。

ほうれい線を解消して若返るマッサージ

ステップ1 ほうれい線の箇所を、中指の先端を使って小鼻から口角まで左右に5回揺らす。 ステップ2 中指の先端を使い、小鼻から目頭まで鼻筋に沿って、同じく左右に5回揺らしながら筋肉を持ち上げていく。揺らしてほぐれたところで、グッと持ち上げる(10秒キープ)。 ステップ3 中指の先端を使って、口角から頬骨の下まで左右に5回揺らす。全体的にほぐれたところで、左右に揺らしながら筋肉をグッと持ち上げる。2と同じような要領で行なう。 ステップ4 中指と人差し指の先端を使って、口角から頬骨の上まで左右に揺らしながら筋肉を持ち上げる。 ほうれい線は筋肉のコリが原因で目立ってしまいます。今回ご紹介したマッサージでコリを解消することで、お顔の筋肉がよく動くようになり、ほうれい線が目立たなくなります。1日1回行なうだけでも良いので、思い出したときに実践してみてください。

効果抜群!YouTube「小顔王子の中井さん。」で小顔マッサージをチェック!

今回ご紹介した2つのほうれい線解消マッサージは、YouTubeチャンネル「小顔王子の中井さん。」で公開中です。同チャンネルでは、美cuolオーナーの小顔王子こと中井克治が、自宅で簡単&短時間でできる小顔になるためのマッサージやお役立ち美容情報を随時発信しています。チャンネル登録をしてお顔のセルフケアのご参考になさってください!

毎日の生活でできるほうれい線対策法

ほうれい線を解消するマッサージを継続しつつ、毎日の生活では次のような点に気を付けながら過ごしてみましょう。

対策① 表情筋を鍛える

表情筋を鍛えて、ほうれい線を解消しましょう。 表情筋を鍛えるには、なにより「使う」ことが1番です。毎日を表情豊かに過ごせるように意識して生活しましょう。普段よりオーバーに表情を変えるように心がけたり、自分が楽しくて笑顔になる事柄を日常生活に取り入れてみるといった工夫を通じて、自然と表情筋を使う機会を増やしていきましょう。 また毎日継続してセルフケアのマッサージを行って、表情筋にアプローチすることも大切です。ぜひ今回ご紹介した、ほうれい線を解消するマッサージを試してみてください。

対策② シワを改善できる美容液を使

ほうれい線の集中ケアを始めるときは、いままで使っていたスキンケア用品を見直すことが大事です。 特に肌悩みに働きかける美容液についてはこだわりたいポイントです。ほうれい線に効果が期待できる美容液としては、シワ・たるみに効果があるとされている美容成分「レチノール」を配合したものがおすすめです。 ご自身の肌悩みとコスパ、使用感や口コミなどから納得できる美容液を見つけてみましょう。

対策③ 丁寧に保湿ケアを行なう

お肌の乾燥が原因でほうれい線が目立つ場合は、毎日の保湿ケアを行いましょう。 保湿成分に優れたセラミドやヒアルロン酸が配合された化粧水や美容液を使い、ほうれい線で気になる部分に重ね付けするといいでしょう。お肌につけるとき、あらかじめ手の平で温めておくと、よりしっかりと有効成分をお肌内部に届けることができます。

対策④ 睡眠時間をたっぷりとる

ほうれい線に睡眠不足は大敵です。 ほうれい線を消すためには、毎日の睡眠時間をたっぷりとるようにしましょう。 睡眠を取ることで、成長ホルモンや女性ホルモンが分泌されてお肌のコンディションを高めてくれます。ターンオーバーが促進されて、コラーゲンの生成が促されることでアンチエイジングが進みます。 睡眠にはこのような作用があることから、昔から「22時〜2時はお肌のゴールデンタイム」と呼ばれていましたが、近年の皮膚科学の研究から新しい事実が判明しました。 大切なのは、成長ホルモンが大量に分泌される入眠3時間でより深く眠ることなのだそうです。そのためには就寝1時間前には入浴を済ませ、寝る前のスマホ操作はやめて、リラックスした状態でベッドに入りましょう。

対策⑤ 禁煙する

タバコを吸うとニコチンの作用で全身の血管が収縮してしまいます。そうなると全身へ栄養が届かなくなり、栄養が届かなくなった肌の再生力が弱まり、にきびやくすみといった肌トラブルが続出してしまいます。 さらにタバコの科学物質が体内に入ることで、それに抵抗するために活性酸素が大量に発生します。活性酸素は体内細胞の酸化を招き、コラーゲンの生成を低下させてしまい、肌の弾力が失われて、ほうれい線をはじめシワやたるみが目立つようになります。 「タバコは美容に百害あって一利なし」です。喫煙習慣のある人は一日でも早く禁煙を始めましょう。

対策⑥ 適度な運動を行なう

お顔にあるほうれい線ですが目立つようになるのは、運動不足が原因と考えられる場合があります。というのも、運動不足による全身の血行や代謝が悪くなることで、全身に張り巡らされているリンパの流れも悪くなってしまいます。 リンパはご存じのように身体の老廃物を排出する働きがあります。このリンパが正常に流れなくなると老廃物は体内に蓄積されて、その結果お肌に悪影響を与えてハリが失われて、たるみ、ほうれい線が目立つようになってしまうのです。 日常生活の中で、ちょっと遠くのコンビニやスーパーに歩いていくなど、簡単な運動する企画を取り入れて、全身のリンパの流れを良くしてお肌も健康にしましょう。

対策⑦ 紫外線対策

紫外線は季節や天候によってその強さは違っても、一年を通じて私たちのお肌に降り注いで常にダメージを与えます。 お肌の奥の真皮にまで到達して、ハリや潤いを保つ大切なコラーゲンやエラスチンを破壊して、シワやたるみの原因となります。そのため、毎日の紫外線対策はしっかり行ないましょう。 室内にいるときであっても日焼け止めクリームを塗り、外出するときは帽子や日傘などを活用し、紫外線からお肌をしっかり守ることが大切です。

ほうれい線はいまからのケアでも改善できる!生活習慣の改善やおすすめマッサージを試してみて

お顔の中でも目立つシワ、ほうれい線は原因を理解して対策をすれば目立たせなくすることも可能です。今回ご紹介した対策法や、小顔王子のセルフケア・マッサージを活用して、ほうれい線の集中ケアを始めてみてください。いまからでも遅くはありません。 もし、ほうれい線を根本から目立たなくしたいとお考えでしたら、ぜひ美cuol(ビキュール)にお越しください。コルギ・カイロプラクティック・エステティック3つの美容施術の融合から誕生した「小顔王子式小顔術」で、骨際の深い層からアプローチすることで血液・リンパの流れを良くしてほうれい線を解消します!

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